■FC東京
河野は欠場濃厚も、良い流れを継続したい
ホームでの今季リーグ最終戦。思えば、昨季の最終戦はチャンピオンシップ進出を争う中、鳥栖相手にスコアレスドローを喫して年間勝点3位の座をG大阪に譲る悔恨の試合だった。今季は現在年間勝点が10位と、優勝争いも残留争いもない無風状態。しかし、「前節の鹿島戦(2○1)で良い試合ができたので、最終戦に来る人たちの前で、それを継続しないといけない」とFC東京の篠田監督は意気込む。
鹿島戦は今季の中でもベストパフォーマンスとも言える内容だった。攻撃のコンビネーションも良く、守備でも高い位置でボールを奪う狙いどおりのサッカーができていた。その試合で先制点を挙げた河野だが、左足首の負傷による交代の影響は今週に入っても残ってしまい、27日の練習も別メニュー。「出られるなら先発から起用したい」と指揮官は話すも、欠場が濃厚となった。それでも中島、東ら好調な攻撃陣は健在で練習から鋭い動きを見せている。今季のホーム最終節はしっかり勝利し、有終の美を飾りたい。(西川 結城)
■ベガルタ仙台
再び三田を欠く仙台。成長した藤村に期待
前節・神戸戦(3○0)で快勝し、連勝を記録した仙台。相手陣内でのサイドを中心とした攻撃を理想としながらも、「そういう試合展開にできなかったときに、どう割り切って戦うか」(渡邉監督)を中断期間で整理して、結果を出している。今節は年間勝点で直上の順位にいるFC東京との対戦を制したいところだ。
今節のポイントは、1st第2節(1●2)と同様に、契約の関係上、三田が出場できないこと。攻守に駆け回ってきたボランチの穴を埋めるのは、前回対戦時と同じく藤村が有力だ。当時は苦い内容と結果に終わってしまったが、その後にサイドハーフやSBでプレーの幅を広げ、再び“本職”で勝負する。「最近また練習試合などで、ボランチでプレーして、あらためてこのポジションでできることが増えた」という藤村。ボランチはプランどおりの試合運びができるときもできないときも、状況に応じたゲームコントロールが託されるポジションでもある。コンビを組む富田とともに、チームを勝利に導けるか。(板垣 晴朗)