年間勝点4位を懸けた直接対決は白熱した一戦が期待されたが、フタを開けて見れば大宮が攻守で柏を圧倒し4位を死守。次節、ホームでのFC東京戦に勝てば、文句なしで目標を達成できる状況を整えた。
16分、大宮が素早いリスタートから、最後はフリーで飛び出した江坂の豪快なボレーで先制すると、19分には中盤でファイトした大山のボール奪取から左サイドにつながり、泉澤のスルーパスに抜け出したムルジャがGKに倒されPKを獲得。これを家長が落ち着いて沈めた。すると30分、柏は早くも動く。湯澤に代わって増嶋を投入。ベテランDFが入ったことでチームは落ち着きを取り戻し、2点のビハインドで前半を折り返した。
後半は大宮が守備に重きを置いたため、柏が伊東のドリブルと増嶋のフォローで右サイドから攻勢をかける。しかし、クロスや折り返しがことごとく合わず。「いまのウチの強みは、引いても守り切れる自信があること」とGK塩田は語り、柏は大宮守備陣の前にオウンゴールで1点を返すのがやっとだった。
ホーム2連戦で連敗を喫した柏は年間勝点4位の可能性も消滅。ACL出場権獲得は天皇杯に懸けることになるが、メンバー選考を含め修正が急務である。(須賀 大輔)