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J1リーグ 第17節
11/3(木) 13:30 @ デンカS

新潟
0
0 前半 1
0 後半 0
試合終了
1
広島

Column 試合前コラム

[新潟]新潟で育った選手たちが、新潟を救う

2016/11/2 14:28

 運命の最終節をホームで迎える。新潟は昇格した04年以降、一度も降格がない。最終節まで残留争いがもつれ込んだ08年と12年も、ホームのサポーターと一体になって勝ち切り、J1に生き残ってきた。クラブ創設20周年の節目で、落ちるわけにはいかない。
 9月27日から指揮を執る片渕監督は、03年から新潟の下部組織を指導してきた人物でもある。就任会見で「子供たちは、華々しくオレンジに染まった舞台でプレーするトップリーグの選手に憧れる。夢見る子供たちの目標になっていることを考えたら、J1でプレーすることは私たちの使命」と、実感を込めて語っている。いまチームで活躍している大野や小塚はまさにその子供たちだった。
 今季の副将を務める大野は、チームのJ1昇格後、初めて新潟ユース(現・U-18)からトップチーム入りした世代。「先輩たちが苦労してJ1に上げてくれたのを、落とすわけにはいかない」と言葉に力を込める。
 新潟ユース時代の恩師でもある片渕監督に恩返しを誓うのは西村。「レンタルに出ていたときもいつも気にかけてくれた。J1に戻ってきたいま、すごく良い経験ができている。フチさん(片渕監督)に恩返ししたい」。さらに西村は、急性白血病を治療中の早川と新潟ユースの同期にあたる。「(早川)史哉にも良い報告がしたい」と、J1残留を決めて、復帰を待つつもりだ。
 12年の“奇跡の残留”経験者の鈴木は、当時は高卒ルーキー。新潟で飛躍し、年代別代表として世界の舞台で経験を積んできたいまは、貫禄も十分だ。今節はラファエル・シルバの出場停止を受け、この大一番で得点源としての期待を背負う。「勝てばいいだけ。僕が点を決めて、チームを残留に導きたいと思う」。
 週末のサッカー観戦という楽しみを一つの文化として地域に根付かせてくれたのがこのチーム。新潟で育った選手たちが、新潟を救う。(野本 桂子)

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