■松本山雅FC
若さを封じ込める“巧者ぶり”が求められる
ヒリヒリする昇格争いに身を投じる松本にとって、残り3試合はすべて「負けられない戦い」だ。今節相対する東京Vとは、前回対戦時(第12節/4○0)こそ終始自分たちのペースで試合を進めることができたが、札幌と清水に今季2勝している“上位キラー”だけに油断は禁物。高木善こそ出場停止だが、ほかにも個の技術に優れたアタッカーは数多く、若さを良い形で出させずに封じ込むような試合巧者ぶりが求められそう。
また、中2日の過密日程で迎えるが、だからこそ厳しいトレーニングの成果を見せなければならない試合でもある。(多岐 太宿)
■東京ヴェルディ
残留確定まであと少し、“積極的な守備”の継続を
ホームで迎えた前節の山口戦は、一度は逆転される苦しい展開となったが、粘り強く戦い続けて勝ち点1を獲得。「最低でも勝ち点1が取れたということは、僕らにとっては非常に大きなこと」と高木大が言うように、J2残留に向けて価値ある勝ち点を手にした。
しかし、まだ残留が確定したわけではない。自動降格となる最下位・岐阜との勝ち点差は『6』。今節は昇格争いをしている松本との一戦となるだけに、厳しい戦いになることは明白だ。冨樫監督も「自分たちの強みを徹底してやってくるチーム」と、松本のハードワークとセットプレーを警戒。直近の試合で実践できている“積極的な守備”を継続させ、受け身になることなく対応できるか。東京Vは勝って残留を決める。(林 遼平)