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[天皇杯]元日はホームで。青黒が狙う偉業達成/G大阪×清水 天皇杯4回戦プレビュー

2016/11/9 6:00


■ガンバ大阪
[4-4-2]が濃厚。立ち上がりがポイントに

 アウェイで全勝し、アジアの頂点に立った08年。J1昇格1年目にして三冠を独占した14年。過去、G大阪は“前人未到”の快挙を二度、成し遂げてきた。
 二度あることは三度ある―。大阪の雄が、目指す三度目の偉業が天皇杯の3連覇である。
 奇しくも決勝の舞台は、市立吹田サッカースタジアム。「元旦(元日)に予定を空けておいてください」とホーム最終節後のセレモニーで遠藤はサポーターを前に大見得を切ったが、当然目指すのは頂点だ。
 4回戦で迎え撃つのは、J2で昇格争いを繰り広げている清水。連戦だけに主力を落として挑んでくる可能性が高いが、「一番難しい試合になる」と長谷川監督は挑戦を受ける立場で挑む大会初戦を警戒する。
 代表組のGK東口と井手口を欠くこともあり、「ボランチはヤット(遠藤)と今野でいく」と話す指揮官だが、布陣も逆転に成功したJ1・2nd第17節・川崎F戦(3◯2)終盤の[4-4-2]が濃厚だ。
 AFC・U-19選手権でMVPに輝いた堂安が先発の可能性もあるが、慎重に試合に入るならば守備力に長けた阿部の先発も考えられる。「良い入りができるかどうか」と話す丹羽も先発復帰が濃厚。川崎F戦で見せた地力を継続して発揮したい一戦だ。(下薗 昌記)

■清水エスパルス
過密日程を考慮し、ターンオーバーで挑む

 J2リーグ戦では7連勝中と、飛ぶ鳥を落とす勢いの清水。残り2試合、上位2チームの結果次第では優勝を狙える位置にまで来ている。
 G大阪と天皇杯で激突するのは14年度の準決勝(2●5)以来2年ぶりだ。当時、清水はJ1残留争いに巻き込まれていたため、メンバーを入れ替え試合に臨んだが、5失点を喫して敗れた。そして、今回はJ1昇格争いの真っ最中。さらに、この試合が15日間で5試合をこなす中での4試合目。2年前と同じく、ターンオーバーで戦うという選択を取らざるを得ない。
 それでも2トップは、今季途中出場のみで9得点を挙げている北川、前線で絶え間なくボールを追いかけショートカウンターの起点となる金子と、清水のJ2最多得点に貢献している選手たちで構成される。
 また、「G大阪の攻撃陣もすごいが、自分たちの攻撃陣も負けていない」と普段の練習からリーグ屈指の攻撃陣と対峙している二見をはじめ、守備陣も日に日に力をつけている。「立ち上がりの15分をしのげば、若い力でどうなるか分からない」と小林監督の期待する展開に持ち込めるか。サブ組の活躍で、「レギュラークラスが慌てる」(小林監督)というチーム状況を作り出したい。(田中 芳樹)

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