■大宮アルディージャ
まずはベスト8、そしてその先へ
J1リーグ戦最終節・FC東京戦(0●1)に敗れた大宮。年間順位5位でシーズンを終え、ACL出場権を獲得するには自力で天皇杯を勝ち獲るしかなくなった。もっとも、そうした雑念によってモチベーションが左右されることはないだろう。FC東京戦後に「(リーグ最終節で)負けてしまったからか、いまはやり切った感があまりない」と話したのはチーム最長出場時間を記録した河本。尽きないどん欲さこそが原動力だ。
クラブの天皇杯における過去最高成績は05年のベスト4。過去を超えるため、まずは横浜FCを討つ。(片村 光博)
■横浜FC
粘り強く戦い、イバの一発に懸ける
6日のJ2第40節・岐阜戦に敗れ(0●2)、J1昇格プレーオフ進出は限りなく難しくなった。この11日間で4試合目という過密日程も重くのしかかる。「疲れもあるが、ある程度活きの良い選手を入れつつ、歯を食いしばってやるしかない」(中田監督)と、選手の入れ替えは最小限で戦う方針だ。「ボールを回されるのは織り込み済み」(大久保)で、いかに粘り強く守れるか。相手が焦れる展開に持ち込み、少ないチャンスでイバの一発に懸けるのが現実的だろう。「(延長や)PK戦まで持ち込みたいね」と指揮官は不敵に笑った。(芥川 和久)