■清水エスパルス
チームは天皇杯4回戦(G大阪戦・0●1)を挟んだが、得点ランキング1位のチョン・テセ、同2位タイの大前ら主力は休ませ、今節は万全の状態で挑むことになる。特に、チョン・テセは現在6試合連続得点中で、J2連続得点記録にあと1試合で並ぶ。
ただ、天皇杯で金子、北川と、リーグ戦の切り札的存在の二人を120分間引っ張ったことが、この試合にどう影響するか。チョン・テセ、大前の2トップがそろってフル出場したのは、今季1度だけ。それでも、困ったときの一手には頼らず、リーグ戦組で勝負を決めたいところ。前回対戦(第21節・2△2)では引き分けに持ち込むのがやっとだった岡山に、今度は勝ってJ2優勝、J1自動昇格の可能性を残したい。(田中 芳樹)
■ファジアーノ岡山
7連勝中でJ1昇格に向けひた走る清水とは対照的に、岡山は失速の一途を辿っている。ここ7試合の戦績は1勝3分3敗。第33節終了時の勝ち点は清水よりも『1』多かったが、現在は清水に『14』もの差をつけられている。しかし、今節に勝利すれば自力でクラブ史上初となるJ1昇格プレーオフ出場を決められる。まだ挽回の余地は十分に残されており、「本当の勝負はまだ数週間先。そこに良い流れが来ることを信じて、良い流れが来るべき行いをしていくことが大事」(岩政)。
連勝中の清水とのアウェイ戦。今節は岡山にとって厳しい条件がそろうが、「勇敢さを失っている」(長澤監督)チームがチャレンジャー精神を呼び覚ますには好条件でもある。(寺田 弘幸)