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[ベスト新人選手]MF 23 松下 佳貴(神戸)/月間EGアワード9月

2016/11/21 6:00


来季への期待を大いにあおる破格の存在感

 びっくり仰天である。小林、中坂に続き、神戸から1シーズンで3人目となる月間EGアワード新人賞に松下が輝いた。ただ、この左利きのアーティストは終盤戦の大切なキーパーソンでもあり、そのパフォーマンスを振り返れば選出は順当だ。
 プロ初年度から負傷で3カ月の離脱という苦しみも経験した松下。終盤戦で披露したのは大器の片鱗だ。本職はボランチだが、ネルシーニョ監督に左サイドハーフで起用されると、2nd第16節・名古屋戦(3◯0)ではプロ初得点も記録。選考の対象ではないが今季最終戦となった11月12日の天皇杯4回戦・鹿島戦(1●2)ではトップ下でもプレー。得意の左足を駆使した“つなぎ”でボール回しの質を高めている。
 A契約条件を満たした際、「経験を積めているけど、“良い経験”だけで終わらないようにしたい」と話していた松下。そこから臨んだ名古屋戦でフル出場、2nd最終節・鹿島戦(1◯0)で途中出場し、チームの連勝フィニッシュに貢献。ボランチで磨いたバランス能力を生かし、戦術体現のスキルで魅了。来季への期待を大いにあおる破格の存在感だった。(小野 慶太)

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