Match 試合速報

明治安田生命Jリーグチャンピオンシップ 準決勝
11/23(水) 14:00 @ U等々力

川崎F
0
0 前半 0
0 後半 1
試合終了
1
鹿島

Preview 試合プレビュー

初戴冠へ。復活へ。激突する熱き思い

2016/11/22 20:26

■川崎フロンターレ
強い鹿島を倒し、決勝に向けて勢いを

 21日の練習には約20人の記者陣が集まったが、それに対して中村憲剛はこう言った。「いよいよ、ですね。それは、この皆さんの人数を見れば伝わってくる」。
 チャンピオンシップ(CS)がついに幕を開ける。川崎Fと鹿島の間には年間勝ち点で『13』もの差がついた。にもかかわらず、王者の権利を争う戦いに同居されるのは、川崎Fにとってやや納得いかない部分もある。ただ、それは決勝戦で待つ浦和にも言えること。この舞台まで勝ち残ったチームが、16年で“最も強かったJクラブ”の称号を得られるチャンスを与えられたのだ。悲願の一言では収まらないほど計り知れない思いが詰まったJ1リーグ優勝を手にするために、鹿島と浦和を退ける。やるべきことは、それだけだ。
 この一戦は天皇杯4回戦・浦和戦(3△3、4PK1)と同じメンバーで臨むことが予想される。先週からそのメンバーを変えずに練習に取り組み、試合2日前の紅白戦ならびにセットプレーでも変化はなかった。連係の熟成という意味合いもあると察するが、確かに紅白戦などでも良い形でゴールを奪う場面は増えている。負傷で離脱していた大島と中村憲剛の二人に関しては全体練習へ合流済みだが、ともに状態は万全ではない。特に大島に関しては、ベンチ入りどころかメンバー入りも微妙な状況である。
 今季、鹿島との対戦成績は1勝1分だが、ともに耐える時間が長かった。「強かった」という一言で鹿島の印象を語ったのは車屋。だだ、だからこそその“強い”チームを倒すことで得られる勢いは何にも勝るものになるはずだ。ホームとはいえ、この難敵を討つのは簡単ではない。だが、これを越えた先には必ず、未体験の歓喜が待っている。(竹中 玲央奈)

■鹿島アントラーズ
持ち前の勝負強さを発揮する準備は整った

 どん底からの再起。鹿島が目指すのは、圧倒的な勝ち点差をつけられた中での逆転優勝だ。
 2ステージ制の恩恵を受け、年間勝ち点で『13』もの差をつけられた川崎Fとチャンピオンシップ(CS)準決勝を戦うことができる。失ってしまった自信や相手からの尊敬、畏怖を取り戻すには絶好の機会。負い目を感じる選手はおらず、堂々と胸を張って大一番に備えてきた。
 3日連続で紅白戦を交えた戦術練習を行い、2nd第16節(0●1)で対戦したときの戦い方を確認し、問題点を洗い出した。ブロックを築いた守備精度をさらに高め、前から奪いに行く形も再確認。いつしかバラバラだった集中力は一つに結束し、7年ぶりとなるリーグタイトルに向けた強い意欲は日に日に高まっていく。こうした舞台で何度も発揮された勝負強さを発揮する準備は整った。
 引き分けでは決勝に進出できないレギュレーションだが、選手たちに焦りはない。
「90分の中でチャンスはある。89分まで0-0でも最後で点が入ればいい」
 攻撃的なポジションながら守備の安定を図る上で重要な役目を担うサイドハーフの遠藤は、戦い方を心得ていた。0-0で前半を終えられれば、相手のほうが考えることが増える。勝てばいいというシンプルなゲームプランを実現させるためにも、まずは失点を防ぎたいところだ。
 鈴木や柴崎など鹿島が抱えるけが人は少なくない。しかし、ギリギリまで出場の可能性を探る方向に変わりない。追う立場となったときの鹿島の怖さは、誰もが知っているだろう。(田中 滋)

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