VOICE SANUKI
「1年間ありがとうございました。(この最終戦は)本当に今季を象徴する試合だったのかなと思います。まず先に点を取ったところで、その後2点目が奪えず、セットプレーを何度も何度も取られて、最後のところでやられてしまいました。勝てるところを引き分けたり、引き分けられるところで負けてしまったり、ちょっとのところで勝ち点を積み上げられませんでした。それがわれわれの実力だったのかなと思います。
今日のゲームに関していえば、前節(長崎戦・2○1)で残留を決めて、今節は最終戦というところでホームのファンサポーターの前でしっかりと勝ちにいこうと、試合に入りました。本当に勝ち切れれば良かったと思いますけど、残念ながら追い付かれてしまいました。なんとなく今季の締めくくりとしては悪いなと思いますけど、選手、スタッフもしっかりやってくれたと思います」
――3年連続のJ2残留を決めたが、チームとしての今季の収穫は?
「J1にしてもJ2にしても、いくら資金力があるチームでも降格するのがいまのJリーグ。その中でわれわれのような毎日練習場が違う環境の中で、本当に選手たちは努力してくれたと思います。特に馬場(賢治)にしても、西(弘則)にしても、砂森(和也)にしても、環境の整っているクラブからウチに移籍してきて最初は本当に戸惑いがあったと思います。その中でもしっかりやってくれて、文句一つ言わず、真摯にチームの力になってくれたのはありがたかったと思います。
別に環境が悪いということを言い訳にするわけではないですけれども、環境をはね返して3年連続J2に残るのはすごく厳しいことだと思います。ましてや今季のリーグ戦は難しいリーグ戦になったと思います。最後まで昇格争いは分からない、残留争いも分からない。その中でも選手、スタッフはしっかりやってくれたと思います」
――来季へ向けて、どのような考えを持っていますか?
「まだ僕自身の契約も済んでいませんけれども、『やってくれ』と言われるかも分かりませんが、やるのであれば、ベースの部分はすごくできていると思います。その中で42試合という長丁場、90分間というゲームの中でどれだけ自分たちがコントロールできるかというところを、今後はやっていかなければならないと思います。
やっているサッカーはそんなに恥ずかしいサッカーではないので、その精度であったり、忍耐力であったり、ゲームコントロールであったり、それをすることがもっともっと勝ち点を伸ばすために必要なことです。そして、それが順位を上げていくことにつながっていきます。ベースはできていると思います」