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J2・J3入れ替え戦
11/27(日) 12:30 @ 栃木グ

栃木
0
0 前半 0
0 後半 1
試合終了
1
金沢

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栃木と金沢。それぞれの色で真っ向勝負/J2・J3入れ替え戦 第1戦 栃木×金沢

2016/11/25 6:00

■栃木SC
守備を再整備し、本来の自分たちを貫く

 J3リーグ戦では最終節・盛岡戦(2△2)を前に、第15節・相模原戦(2◯0)の勝利から堅持してきた首位の座を大分に明け渡し、2位に陥落した。逆転で優勝を逃したショックはまだ残っている。だが、廣瀬主将が「2位という結果をつかめたのも自分たちの力だと胸を張りたい」と話すように、その思いは選手各々も共有している。悔しさと、自分たちへの手ごたえがない交ぜになっているのがいまの栃木だ。
 優勝が懸かる大一番ながら勝ち点『3』を逃した、第29節・長野戦(0●1)や最終節・盛岡戦はやや攻守のバランスを欠いた。横山監督は「自分たちで優勝をつかみ取ろうとする気持ちが大事だ」と終盤戦にかけて繰り返したが、それが裏目に出てしまった。優勝したいとはやる気持ちが、ほんのわずかだが攻守の針を攻へ振れさせ、すんでのところで本来の自分たちを見失い、要らぬ失点を招いて勝ち点を失った。
 入れ替え戦を前に確認すべきはJ3で最少失点を誇った守備を再整備すること。J3新記録となった10連勝はそのうち7試合が1-0。堅い守備からカウンター、または強みのセットプレーから1点を奪って逃げ切る。それが本来の自分たちの姿だが、この大一番でそれを取り戻せるか。指揮官は入れ替え戦に向けて「J3を代表して胸を張って臨みたい」と語った。タフなJ3を必死に勝ち抜いた経験はJ2勢にも間違いなく通用するという自信がチームにはある。いざ、真っ向勝負。栃木らしさを貫くだけだ。(鈴木 康浩)

■ツエーゲン金沢
平常心で臨み、アウェイゴールで先手を取る

 J2リーグ戦の最終節・札幌戦(0△0)。33,697人が詰めかけた完全アウェイの札幌ドームで、金沢は雰囲気に呑まれなかった。「特に攻撃から守備への切り替えのところで良いプレッシャーを掛けることができた。自分たちも良いゲームができた」(森下監督)。
 金沢は勝ち点1を獲得。J2残留を争っていた20位・岐阜が勝ち、21位・北九州は敗れ、自動残留は叶わなかったものの、北九州を上回って土壇場で最下位を脱出。21位でリーグ戦を終え、J2・J3入れ替え戦出場を決めた。J2残留の望みをつないだ格好だ。
 その入れ替え戦の相手は栃木。もう他会場の結果という要素は存在しない。勝てばJ2残留、負ければJ3降格。生きるか死ぬかのシチュエーションが普段と異なる緊張感を生むだろう。しかし、指揮官は「最後の札幌戦で、自分たちが勝ち点を挙げられなければ降格してしまう状況の中で、約33,000人の前でああいうゲームができた。それを経験したのは一つの財産だと思う。次戦はプレッシャーが掛かるが、自分たちらしさというか、平常心でプレーできるのではないか」と話している。
 攻守の切り替え、プレッシングのオン・オフの判断や意思統一とそれに伴う重心移動。チーム全体の連動性は高く、安定感がある。ボールも回せているからこそ、相対的にアタッキングサードでの質が物足りなく映っているが、相手を押し込むことができれば、セットプレーの機会も増えるだろう。金沢は第1戦でアウェイゴールを挙げ、先手を取りたい。(野中 拓也)

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