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明治安田生命Jリーグチャンピオンシップ 決勝
11/29(火) 19:25 @ メルスタ

鹿島
0
0 前半 0
0 後半 1
試合終了
1
浦和

Preview 試合プレビュー

いざ、決戦。ここが新時代への第一歩/Jリーグチャンピオンシップ 決勝 第1戦 鹿島×浦和

2016/11/28 6:00

■鹿島アントラーズ
勝利の余韻なし。決勝で勝たなければ意味がない

 お互いの手の内を知り尽くしたチーム同士の対戦だ。今季のリーグ戦の対戦成績は1勝1敗。チャンピオンシップ(CS)に入る前から多くの媒体から取材を受け、浦和についても聞かれてきた昌子は「正直、いまさら言うこともないんですよね」と苦笑いした。
 相手の出方は百も承知だ。前回対戦(2nd第5節・1●2)でリズムを変えられた柏木のシャドー起用の可能性についても「しっかりつかむだけ。いつもどおりの浦和戦だと思う」(昌子)と慌てる様子はない。
 準決勝の一発勝負では、伝統の勝負強さを発揮した。メディアはこぞってその秘密を知りたがり、試合後のミックスゾーンでは繰り返し質問を浴びた。まだ、何も手に入れていない状況での賞賛は、選手の勘違いを生みかねなかったが、翌日のリカバリー練習に集まった選手たちに「余韻に浸っている人はいなかった」(昌子)。
 そもそも試合後のロッカーでの喜び度合いは、いつもの試合と変わらなかった。小笠原に至っては笑顔さえなかったという。決勝で勝たなければ意味がないことは、どの選手も分かっている。
 09年以来、遠ざかっているリーグタイトル。その奪還を、クラブは目標ではなく義務と位置付けて今季を戦ってきた。そしてたどり着いた決勝戦。いまさら何かを変えたり、小細工をしても無駄だ。問われるのは、この1年間に積み上げてきたものすべてである。
 策を弄することもなく、正面からぶつかる。戦い方としてはCS準決勝・川崎F戦(1○0)と変わらないだろう。その上で大事なのは、浦和にアウェイゴールを与えないことだ。ホームで戦える第1戦を、0-0の引き分けに終わったとしても焦ることはない。第2戦で1点でも取れば浦和は2点が必要になる。第2戦、有利な状態で迎えられるのは鹿島である。(田中 滋)

■浦和レッズ
年間勝点1位獲得も、強まるCS制覇への思い

 目標は瞬時に変わった。2ndステージ最終節の横浜FM戦(1△1)。今季最大の目標に掲げてきた年間勝点1位を見事に勝ち取った浦和。しかし、それはすぐさま「通過点」(槙野)へと様変わりした。
 年間勝点1位への思いは強かった。しかし、実際にリーグ戦34試合の頂に立ってみても、違和感があった。その違和感を「若干どころではない」と笑ったのは森脇。青木も「ルヴァンカップ優勝とは違った」と言う。年間勝点1位は紛れもなく“1年間で最も強かったチーム”の証だ。チームや浦和に関わる人たちはそれを自負している。ただ、何かを与えられたわけではない。“形”としては何も手にできなかった。「チャンピオンシップ(CS)で負けてしまえば後味が悪くなってしまう」(遠藤)のも事実だろう。
 それだけにCSへの思いも強くなった。日本の頂点に立つことはもちろんのこと、その後に控えるクラブW杯に出場するためにも、何が何でもCSを制するという思いを選手それぞれが強くしている。
 戦術面で何かを大きく変えることはない。浦和にはルヴァンカップ優勝や年間勝点1位を達成した自信があり、自分たちらしいサッカーを続けることが勝利への近道だと信じている。12日の天皇杯4回戦・川崎F戦(3△3、1PK4)からここまで練習試合を2試合(流通経済大戦・6○1、明治大戦・5○3)こなしたが、より速くボールを動かし、大きくピッチを使うことを意識。27日の練習でも細かくつないだあとにサイドや前線が裏を狙う形を確認した。それは守備が堅い鹿島との戦いにおいて重要な要素にもなるだろうが、今まで続けてきた形でもある。
 まずはアウェイ、カシマスタジアムでの第1戦。年間勝点1位を勝ち獲ったサッカーで浦和の力を見せ付け、10年ぶりのリーグ制覇に近付きたい。(菊地 正典)

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