Match 試合速報

J2・J3入れ替え戦
12/4(日) 12:30 @ 富山

金沢
2
1 前半 0
1 後半 0
試合終了
0
栃木

Preview 試合プレビュー

J2残留vs1年での復帰。意地の最終戦/J2・J3入れ替え戦 第2戦 金沢×栃木

2016/12/2 6:00

■ツエーゲン金沢
金沢は受け身にならず、第2戦も勝ちにいく

 J2・J3入れ替え戦というビッグマッチ。結論から言えば“堅さ”はあったが、“硬さ”はない第1戦(1◯0)だった。「最初は(J2・22位で)自動降格だった。でも入れ替え戦に回ってチャンスになった。失うものは何もなかった」(大槻)、「(J2リーグ戦の最終節)札幌戦(0△0)のほうが硬かった。あそこで首の皮一枚つながったから、ポジティブに臨めている」(太田)。
 11月27日に行われた第1戦は、入れ替え戦らしい試合だった。立ち上がりは互いにリスクを負わない安全第一の選択。ボールが落ち着かない入りになった。金沢は普段より長いボールが多く、司令塔の熊谷が触る回数も少ない。栃木の攻撃はシンプルに裏を狙い、右サイドの宮崎の推進力を生かすというもので、[4-4-2]でセットした守備からのカウンターを目論んでいた。金沢の守備は綻びを見せず、無失点で試合を進める。0-0なら喜ぶのは栃木だったはず。第2戦のどこかで1点を取れば、一気に優位に立てるからだ。だが、終了間際にセットプレーから小柳が得点を奪い、金沢が1-0で勝利を収めた。
 第2戦に臨むにあたり、金沢には1点のアウェイゴールがある。しかし、「1-0だとそれほど大きなアドバンテージではない」と森下監督。無失点で試合が終わればJ2残留だが、1点を失えば、それで五分。次の1点の価値は異なり、アウェイゴールとなる栃木の1点のほうが価値は大きい。「引き分けを狙って戦って、簡単に引き分けることはできない。第2戦もしっかり勝ち切る、勝つことを目指してやる」(森下監督)。「自分たちはしっかり勝ちを狙いにいきたい」(アン・ビョンジュン)。金沢は受け身にならず、第2戦も勝ちにいく。(野中 拓也)

■栃木SC
本間の先発復帰が濃厚。スキを与えずスキを突く

 第1戦はアウェイゴールを与える0-1の敗戦。第2戦で栃木は最低でも1ゴールを奪わないと敗退が決まる。
 ならば前半から前がかりに攻めるのか。今季のリーグ戦の戦いぶりからは考えにくい。前半は堅く試合を進めて後半勝負。最後にゴールを奪って勝ち切る。栃木は今季のJ3リーグ戦の得点数38のうち75分過ぎのゴールが多くを占めており、最後の勝負強さを発揮して勝ちを重ねてきた。第1戦後に横山監督も「まず失点しないように進めて、少ないチャンスで点を取るコンセプトは崩さないほうがいい」と話した上で、「僕の声掛けなどで多少攻撃的にいく意識を持たせるなど、微調整で勝つチャンスはある」と語った。
 その微調整として第2戦は本間の先発復帰が濃厚。第1戦はアウェイゴールを避けるべくボランチ2枚を守備重視にしたが、指揮官は第2戦に向けて「(本間)勲の力が必要になる」と話した。第1戦の大半の時間をベンチで見届けた本間は「縦へ急ぐボールが多過ぎた。もっと斜め方向のパスを入れて相手守備陣の向きを変えさせないと」と語る。
 最低でもスコアレスドローが目論見だった第1戦は、長いボールを多用してセーフティーに試合を進めたが、第2戦にぶつけるべきは、栃木が今季積み上げた本来の姿だ。人選や持つべき意識に微調整を加えて攻撃意識を高めつつ、相手にスキを与えずに、一瞬のスキを突いて得点を奪い切る。第1戦を終えて選手たちには「金沢をリスペクトし過ぎることはない」との共有もある。エース大石は「金沢の守備には付け入るスキがあると感じた」と雪辱に燃える。本来の栃木を発揮して先制できれば、逆転昇格はある。(鈴木 康浩)

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