Match 試合速報

明治安田生命Jリーグチャンピオンシップ 決勝
12/3(土) 19:30 @ 埼玉

浦和
1
1 前半 1
0 後半 1
試合終了
2
鹿島

Preview 試合プレビュー

逆転を狙う鹿島。立ちはだかる赤い壁/Jリーグチャンピオンシップ 決勝 第2戦 浦和×鹿島

2016/12/2 6:00

Photo: Getty Images
■浦和レッズ
いつもどおりの浦和で埼スタ決戦に臨む

 アウェイでのチャンピオンシップ(CS)決勝第1戦で先勝(1○0)。これがアドバンテージであることは間違いない。引き分け以上ならもちろんのこと、0-1の敗戦でも年間勝点が上回る浦和が優勝する。
 ただ、「そこまでアドバンテージは感じない」と語ったのは森脇だった。当然、「勝って2戦目に臨めることは気持ちの部分で大きい」が、決して油断できる状況ではない。
 それは第1戦を戦って「それほど力の差はないと感じた」(興梠)こと、そしてやはり鹿島が今季のCS準決勝・川崎F戦(1○0)を含めて過去に幾度となく勝負強さを見せてきたからだろう。ペトロヴィッチ監督が「逆境の中で強さを発揮できる、サプライズな結果を出せるチーム」と言えば、「そういう勝負強さがある」と宇賀神も同調する。相手は国内最多のタイトル数を誇る“常勝軍団”だ。興梠も「それ(アドバンテージ)を考えながらゲーム運びをしたら絶対にやられる」と気を引き締める。
 1-0でリードし、アウェイゴールを挙げている中でどんな戦い方を選択するのか。それも試合運びの上で大きなポイントになる。勝負を決めにいくのか、それとも慎重に戦うのか。まずはチームとして意思統一をすることが重要だ。そして第1戦がそうだったように、チームで意思を統一させてここまで戦ってきたのが今季の浦和でもある。
 第1戦では理想どおりにいかなかった攻撃面をあらためて確認、改善するとともに、運動量、球際、規律の面で鹿島を上回りたい。むしろ、日頃から重要視しているその3つで上回れれば浦和に勝てるチームはない。それはこれまでの戦いが証明している。
 Jリーグの頂点まであと1試合。満員になるであろう埼玉スタジアムで、浦和が新たな歴史を作る。(菊地 正典)

■鹿島アントラーズ
紅白戦を異例の非公開。集中を高める鹿島

 試合前々日(1日)の紅白戦が非公開となった。昨年7月から指揮を執る石井監督にとっては初めてのこと。スルガ銀行チャンピオンシップの公式練習や悪天候でやむを得ない理由があったとき以外は、すべて公開で練習してきた監督にとって異例の事態と言える。
 だからと言って急に秘密主義になり、秘策を練っているわけではないだろう。「いまさら隠すことはない」(クラブ幹部)ことを考えれば、チャンピオンシップ(CS)決勝第2戦に向けて集中力を高めることと雰囲気を作ること、この二つが狙いだろう。
 メンバーに大きな変更があるとも考え難い。第1戦で途中交代した遠藤康が、試合後病院に直行する事態となったが、翌日には顔色も良く、出場についても「大丈夫です」と意欲が高かった。鹿島の右サイドは攻撃の起点。変化を生み出す存在なだけに、余程のことがない限り先発で出場するだろう。
 対照的に左MFは流動的だ。第1戦で期待された中村が不発。むしろ彼と交代して途中出場した柴崎のほうが、攻撃にリズムをもたらした。シーズン中、2列目でプレーすることはあったが、そのときは右MF。右利きであるがゆえに、寄せられると外に押し出され、持ち味を十分に発揮できずにいた。しかし、左MFなら体を内に向けることができる。「普通の攻撃ではリズムも流れも変えられない」(土居)となれば、彼を活用することが浦和攻略のカギだ。
 第1戦を0-1で敗れたとはいえ、チームに追い詰められた雰囲気はない。「逆に分かりやすい。2点取らないといけないし、前から行かないといけない」(遠藤康)。2点以上取らなければ優勝できないが、逆に言えば2得点以上を奪えれば1点を奪われてもアウェイゴールの差でタイトルは鹿島のものとなる。鹿島が第2戦でやるべきことははっきりとしている。(田中 滋)

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