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[特集・J2]2016年J2の顔は清水を逆転2位に導いたチョン・テセ/J2 EG AWARD

2016/12/16 6:00


■12月4日、C大阪がJ1昇格を決めて、長かった今季のJ2の戦いもすべて終了。そして迎えるのは毎年恒例のEGアワード。今年もJ2のベストイレブン、MVPなどを記者投票(※)と平均採点等をもとに選出した。毎年、EGアワード選考委員会では喧々諤々の議論を繰り広げるが、今年のJ2は比較的すんなり受賞者が決定。それだけ受賞者たちが印象に残るパフォーマンスを見せ付けていたということになるだろう。そして、その中でも記者陣から圧倒的多数の支持を集めたのはMVPに輝いたチョン・テセだった。

※記者20名に各ポジション1〜3位までのベストプレーヤーを選出してもらい、1位・5pts、2位・3pts、3位・1ptsで集計。それとは別に各記者1票でMVP投票を実施した。

今季のJ2を彩った11人。札幌、松本からは3人選出

 2016年、エルゴラッソが選ぶJ2のベストイレブンは以下の顔ぶれとなった。
 FWはチョン・テセ(清水)と都倉賢(札幌)の得点ランク1、2位コンビ。特にチョン・テセの存在感の大きさは他を圧倒。ポジション別投票では全選手の中で最も得票ポイントが高かった。
 MFは「攻守ともに抜群の安定感と強さを見せた」(藤原裕久記者/長崎担当)ソウザ(C大阪)を中盤の底に入れ、相方にはMF部門の得票ポイント2位の矢島(岡山)を選んだ。2列目は右に「11得点を奪った得点力やゴールを演出するパスとクロスボールで松本の攻撃をけん引していた」(郡司聡記者/町田担当)工藤浩平を置く。また、左には困難なシーズンを過ごした熊本の中にあって、時にはFW、時にはMFと攻撃を司った清武功暉を選出。京都担当の川瀬太補記者は「“ワンプレーの輝き”を今季最も感じた選手」と評した。
 両SBは所属チームでは3バックで戦っている二人を選出。右は網膜剥離という一時は選手生命も危ぶまれた負傷から強じんなメンタルで復帰した田中隼麿(松本)。また、左は精度の高い左足だけでなく、「守備面でもタフさを見せ、チームの優勝に大きく貢献した」(松尾祐希記者/千葉担当)札幌の福森晃斗がふさわしいだろう。福森は記者投票DF部門でもトップとなっている。
 CBでは岩政大樹(岡山)と飯田真輝(松本)の高さと強さとタフネスを兼ね備えた両ベテランを選んだ。特に岩政は岡山をクラブ史上初のJ1昇格プレーオフ進出に導くなど、そのリーダーシップも抜群だった。G Kは記者投票トップだった札幌のク・ソンユンを選出。松本担当の多岐太宿記者は「J2リーグで最も存在感のあるGK。トップカテゴリーでも活躍が期待できる逸材」と賛辞を贈っている。
 なお、得点王を獲得し、MVP投票でも圧倒的だったチョン・テセのMVP選出は文句なしだろう。

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