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[特集]MF 14 町田 也真人(千葉)/飛躍した男たち2016・J2編

2016/12/16 6:00


ゴールへの意識と仲間からの信頼

 昨季まで4年間でJ2通算1得点。定位置をつかむ機会はこれまでに何度もあった。しかし、ゴールやアシストという結果を残すことはできず、気が付けばベンチに逆戻り。そんな状況を繰り返していた男がプロ5年目にして覚醒の時を迎えた。
 今季も開幕当初はベンチに甘んじたが、第10節の水戸戦(0○1)で今季初先発を果たすと、続く第11節の讃岐戦(1△1)で今季初得点。ここから先発の座をつかみ、終わってみれば自己最多となる32試合に出場。そして、チームトップの11得点を奪取し、千葉にとって不可欠な存在へと上り詰めた。
 技術的に向上したことが飛躍の要因ではない。大きかったのはメンタル面の変化だった。昨季から居残りでシュート練習に取り組み、ゴールへの意識は高くなっていた。それでもネットを揺らすことはできず、今年の3月には他クラブに移籍して環境を変えることも視野に入れていたほどだった。
 しかし、得点を積み重ねていくごとに自信を深めると、周囲からの信頼も厚くなっていった。「(仲間に期待されている)責任を感じるようになった」町田は、チームメートの思いも背負い、結果を出し続けた。「来年も同じようにしないといけない。そうしないと1年だけの確変になってしまう」と町田。ここからが本当の勝負。その決意を胸に来季はさらなる飛躍を誓う。(松尾 祐希)

町田 也真人:1989年12月19日生まれ(26歳) 166cm/59kg

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