ともに決勝に進めばクラブ史上初となる大宮と川崎Fの一戦。J1リーグトップの得点数と攻撃力を誇る川崎Fと、連動した守備に定評がある大宮という対象的なスタイルの両クラブの対峙は、川崎Fに自由な攻撃をさせない守備がハマった大宮のペースで時計の針が進む。
攻めあぐねる川崎Fを横目に大宮は、攻撃では泉澤とマテウス、そして江坂の突破力で活路を見いだす。しかし、ドラガン・ムルジャが2度の決定機を逃すと、終盤の85分に中村のCKのこぼれ球をエドゥアルドが落とし、ゴール前に侵入した谷口が押し込んで川崎Fが先制点を奪取。そしてこのまま試合は終了。苦しみながらも耐え忍び、セットプレーのチャンスをモノにした川崎Fが初の“元日決勝”へコマを進めた。(竹中 玲央奈)