■鹿島アントラーズ
石井 正忠監督
しっかり勝ち切れて、本当に良かった
「歴史ある天皇杯を6年ぶりだと思うが、5回目の優勝ができて本当に良かったと思う。今回、チャンピオンシップからクラブW杯、そして天皇杯と約1カ月ちょっとで10試合行ってきたが、クラブW杯決勝でレアル(・マドリード)に敗れて悔しい思いをした中、この天皇杯を獲ることが2016年シーズンの締めくくりだと思っていたので、その試合でしっかり勝ち切ることができて、本当に良かったと思う。これもみんな今年一年間、鹿島を支えてくれたチームスタッフ、スポンサーの皆さま、あとは全国にいる鹿島サポーター、ファンの皆さまのおかげだと思っている。(鹿島の勝負強さをあらためて聞かれたときにワンワードで答えるとしたら?)これは、タイトルを獲った者しか分からない勝負どころが分かる、ということだと思う。(小笠原にカップを掲げることをうながされたとき、どんな気持ちだったか教えていただけるか?)(小笠原)満男はああいう性格なので、チームのために戦うということを頭に入れながら戦っている選手で、ゲームキャプテンが掲げるべきだと思うが、それを監督の私にまずカップを持たせてくれたということは、日頃から自分が犠牲心を払ってプレーしている表れだと思う。本当にうれしく思った」
MF 40 小笠原 満男
この経験は絶対財産になる
「これからがもっともっと大事になってくる。ただ、この経験というのは絶対財産になるから、これを途切らせないように。さらに強いチームになっていきたい。(1カ月の間に3回決勝戦があったが?)それがこのチーム。日程的なモノ、いろいろなモノを含めた中でも勝ち切ったというのは絶対良い経験になる。自分も若いころはそうやって成長してきたので、いまいる選手たちがもっともっと成長して、そういう伝統というモノをつないでいければいいのかなと」
■川崎フロンターレ
風間 八宏監督
選手が最後まで勝ちたい気持ちを出してくれた
「今日は本当に、選手が最後まで勝ちたい気持ちを出してくれた。実際にチャンスは多く作ったし、われわれのサッカーは見せられたんじゃないかなと。結果だけが残念だが、これは次につながると思うし、今日はベンチから見ていても、ものすごく成長した、たくましい選手たちの姿を見られた。そういう意味では、結果としては悔しいが、たくましくなった選手たちは僕にとって喜びであり、誇りであるという試合だった。(ゴールを決めた小林も風間監督の下で成長した選手だと思うが、彼の評価について)今日、それから準決勝はキツかったと思う。まだコンディションが万全ではないが、途中で疲れていても使うというところで、彼には頑張ってもらった。一番は自分の中で、期待することがすごく大きくなった。それによって技術が上がったし、まだまだ伸びしろがある。素直で強くなってきているので、そのあたりも期待できるのではないかなと。とにかく、素晴らしい感覚を持った選手だと思う」
MF 26 三好 康児
流れを変えなければいけないと強く思って入った
「自分が入るからには流れを変えなければいけないと強く思って入ったし、自分の特長であるしかけていくというところでチームの攻撃を活性化できればとも考えていた。(鹿島に対して川崎Fのサッカーを体現できたが、勝てなかったが?)やっぱり結果がすべてだし、タイトルを獲るという強い思いを持って挑んだ試合だったので。内容はどうとも言えるが、負けたというのが一番悔しい。結果がすべて」