Photo:Tomoya Saito
始動日から2部練習で“体起こし”。翌日からは3部練習へ
3年ぶりにJ1を戦うC大阪が12日に始動した。2部練となった初日の午前練習には、けがを抱えている大卒ルーキーの山内寛史を除く39人が参加。体幹トレーニングとランニングで汗を流し、オフ明けの体を起こした。午前練と午後練の間には始動会見も行われた。ユン・ジョンファン監督の就任会見もともなったことで、監督に質問が集中する中、ユン監督の発言一つひとつにピリッとした空気が流れた。昨季視察したシーズン終盤の試合を踏まえ、「J1の上位クラブと比べて試合運びに若さがある」と課題を述べたユン監督。今季は、柿谷、山口、キム・ジンヒョンと代表クラスの縦のラインを中心に、大人のチームへと脱皮することが求められる。
かつて指揮した鳥栖との比較においてC大阪で目指すスタイルについて尋ねられると、「チームを作る上で、まず守備から構築することは当然。最終ラインだけではなく、試合に出ている11人がしっかりと意識すべきこと。守備を作った上で、攻撃に展開していきたい」と話した。豊田陽平を頂点にフィジカルと走力を生かす堅守速攻で鳥栖を上位に引き上げたユン監督が、C大阪においてどのようなチームを作り上げるか注目したい。
今季の目標について玉田稔社長は、「まずは一ケタ順位の9位以内。もう一つは、リーグ戦、カップ戦、天皇杯を含めて3つのチャンスがある中で、タイトルに挑戦する」と述べた。ユン監督は「『絶対にタイトルを獲らなければいけない』とは考えていないが、6月までの結果を踏まえて上位に付けていれば、欲張ってもっと上を目指したい」と語るに留めた。
また昨季、宮本功氏が務めていたチーム統括部長に大熊清前監督が就任し、フットボールオペレーショングループ(強化部)の部長に森島寛晃氏が就くことも発表された。主将は昨季に続いて柿谷が務め、山口とキム・ジンヒョンが副将としてサポートする。昨季、北野が務めていた選手会長には選手間の推薦で山下が就くことも決定した。(小田 尚史)