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[名古屋]前を向いてのリスタート/Jジャーナル

2017/1/18 6:00


Photo:Yuta Muramoto
’’大量離脱のち大量補強。目指すのは名古屋に適した“風間流”’’

 名古屋は15日、新体制発表会を行った。大きく体制が変わった中、クラブ幹部の各代表、風間八宏新監督、新加入選手が出席。最後には今季の全所属選手がサプライズ登壇し、1年でのJ1復帰、J2優勝に向けた決意がそれぞれの立場から語られた。
 最も強調されたのは「過去は変えられない」(佐々木眞一社長)ということだ。クラブ初のJ2降格に直面し、多くの人がチームを去るなど、不安も混じるオフを過ごした名古屋だが、佐々木社長は降格を謝罪した上で「これで下を向くことなく、J2優勝、その先は常にJ1で優勝争い、ACLに出場してチャンピオンを争えるようなチーム作りをしたい」と表明。今季のスローガンは『前へ〜GOForward〜』と発表され、昨年12月には顧問に新任した小西工己氏も「前進すれば、ドアの向こうには必ず新しい世界が広がっている」と、会場に集まったサポーターに共闘を呼び掛けた。
 編成方針については下條佳明新GMが説明。「主導権を握る攻撃的なサッカーをしたい」、「ポリバレントな選手をそろえ、システムに捉われず選手自らが考えて動くサッカーを望んでいる」とし、陣容についても「多くの選手が去った中で、いろいろな覚悟や思いを持った選手が自らの成長を願って来てくれた」と強調する。新加入の佐藤寿人も「ただ(J1に)上がるだけではなく、そこから良いグランパスの時代を築けるようなスタートにする」とその強い決意を語った。
 風間監督も“良いモノを作りたい”というクラブの情熱から監督就任のオファーに即答したことを明かし、「楽しいグラウンドを作って勝つことに努めていく」と誓う。川崎Fで築いたスタイルを踏襲するわけではなく、選手個々の特性を見極めながら、名古屋に適した“風間流”を模索していくことになる。
 文字どおりのリスタートを図る名古屋。魅力的なサッカーの実現とJ1昇格の二兎を追い、初のJ2に臨む。(村本 裕太)

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