Photo:Hiroyuki Terada
主軸は抜けたが路線は継続。見据えるのは開幕の名古屋戦
昨季はJ1まであと一歩に迫った岡山が18日、政田サッカー場で気持ちを新たにスタートした。J1昇格プレーオフ決勝で敗れる悔しい思いをしたからこそ、同じJ1昇格への挑戦も違う意味を持ってくる。長澤監督は練習前にミーティングを行い、「今までは夢に挑戦という感じだったけど、昨季は選手もサポーターの皆さんも一緒に本当に痛い経験をして、本当の挑戦権を得ることができた。これからが本当の挑戦になる」と選手たちに伝えてトレーニングを開始。オフには岩政(現・東京ユナイテッド)をはじめ、矢島、中林、押谷ら、昨季まで主軸を担った選手たちがチームを離れていった中、新たに11選手が加入した。3年目の指揮を執る長澤監督は新しいセンターラインを構築するところからチーム作りを始める必要性に迫られることとなったが、「今までやってきたことを継続することが目標達成の一番の近道」と継続路線でチームを作っていく方向性を示した。そして、大黒柱となってチームを支えた岩政がいなくなったことで新たなリーダーの台頭を求めている。プレシーズンのトレーニングでは一人ずつ全員に主将を任せて今季のチームをけん引するリーダーを見極めていく方針だ。
15日に行われた新体制発表会見で木村正明代表が「2016年(の成績)を2017年は必ず打ち破らないといけない。その気持ちが今日そろった全員にあることを申し上げておきます」と所信表明したように、岡山の目標はもう一つだけ。J1昇格への強い思いを全員で共有して17年を迎えている。2月26日の開幕戦の相手は降格組の名古屋に決まり、「すべてを懸けて向かっていくウチのスタイルをぶつけるには一番良い相手」と指揮官は腕をさすってスタートを切った。(寺田 弘幸)