Photo:Atsushi Tokumaru
初の実戦ではチャンスを作るも、黒星スタート
チームの再建を目指し、クラブ初のスペイン人監督を招聘した東京V。その初陣となった25日の練習試合・相模原戦は、平日の昼間にもかかわらず500人近い観客が味の素スタジアム西競技場に集まった。
期待が高まる中でスタートした一戦は、試合をとおして東京Vがゲームを優勢に進めた。システムはトレーニングで着手してきた[3-4-3]を採用。両サイドが高い位置を取りながら攻守に絡み、局面の打開を図っていった。
しかし、チャンスの数では上回ったが、「相手が結構前からきた」(中後)ことでポゼッションに不備が発生。ルーズなミスが増えたところを突かれると、33分にライン裏への1本のパスを起点に失点し、ビハインドで前半を折り返した。
後半、東京Vは一挙に10人の選手を変更し、ビルドアップを修正。最終ラインが中心となってボールをスムーズに動かし始めたことで、攻守の切り替えにメリハリが生まれた。だが、89分に迎えた最大の決定機を高木大が決め切れず、東京Vは最後までゴールを割ることができないまま試合終了。見どころはふんだんに散りばめられていたが、ミゲル・アンヘル・ロティーナ監督の初陣は黒星スタートとなった。(林 遼平)