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ザ・調整段階。両者とも内容に乏しい一戦/JリーグDAZNニューイヤーカップ

2017/1/27 6:00


札幌は新戦力チェック。千葉は琉球戦からの修正

 ニューイヤーカップ沖縄ラウンドの第2戦。初戦となる札幌は、横浜FMから加入の兵藤や仙台から加入の金園を先発に抜擢。連日の2部練習で体に負荷が掛かるメニューをこなす中で、新戦力のチェックを行った。一方の千葉は、22日の琉球戦(1●3)の[3-4-3]からアランダをアンカーに置く[3-5-2]にシステムを変更。先発も全員入れ替え、新外国籍選手のホルヘ・サリーナスや新主将の近藤などが名を連ねた。あとは前回の試合で露呈した、選手の距離感やプレスの掛け方を、いかに修正できるかがカギだった。
 明確な意図を持って試合に入った両者。先に主導権をつかんだのは千葉だった。キャンプ中から取り組んでいる前線からのハイプレスを迷うことなく実行し、最終ラインも高い位置に設定。全体の距離感をコンパクトに保つことで、流れをつかんだ。対する札幌は兵藤の飛び出しや金園のポストプレーなどで応戦。19分には、千葉GK佐藤優の不用意な飛び出しからゴール前でFKを獲得。しかし、これはジュリーニョが決め切ることができなかった。
 後半に入ると札幌が7人の選手を交代させ、布陣を[3-4-2-1]に変えたが、打開するまでには至らない。すると、千葉がこの試合最大の好機をつかむ。54分に北爪がドリブルをしかけてPKを奪取。しかし、船山が放ったシュートはGK金山に阻まれた。
 最後までゴールを割れなかった両者の対戦は0-0で終了。内容でも互いに物足りなさを残す結果となったが、「実戦を重ねていけば、試合勘が戻っていく」と千葉の吉田。開幕に向けて、調整の段階を踏んでいるチーム同士らしい一戦だった。(松尾 祐希)

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