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[C大阪]C大阪、タイで叩き込んだユン・ジョンファン流/Jジャーナル

2017/2/1 6:00


Photo:©Samurai x TPL
守備戦術のベースを試合で表現。指揮官もキャンプの成果に手ごたえ

 タイキャンプ最終日となった1月28日、C大阪が今季初の対外試合となるバンコク・グラスとの一戦に臨んだ。始動から2週間、厳しい練習を重ね疲労が蓄積しているC大阪。一方、バンコク・グラスはリーグ開幕戦を11日に控え、体が仕上がっている。コンディションに差がある中、この一戦のポイントとしてユン・ジョンファン監督が挙げたのが守備。「このキャンプでは守備戦術のベースを作った。それが試合でうまく表現できれば良い成果になる」と話していた。
 前半は、テクニックに優れ、パス回しのテンポも速い相手にC大阪は守勢に回る時間が続く。ボールの取りどころが定まらずに走らされる場面もあったが、ポジションをしっかり取り、全体のバランスを意識した守備も目立った。その中で、いくつかあった相手の際どいシュートはGKキム・ジンヒョンが阻止。あらためて、守護神がその存在の大きさを知らしめた。
 柿谷と杉本を除く9人のメンバーを総入れ替えして臨んだ後半は、相手の攻撃にも次第に慣れ、「コースを限定しながら入ってきたところを奪えた」(杉本)場面も作った。さらに、奪ったあとに素早く縦を狙うシーンもあった。結果は0-0に終わったが、C大阪にとってこの試合は、さながら“実戦の中での守備トレーニング”と言えるものだった。ユン・ジョンファン監督は、「やろうとしていることを表現してくれた」と、ある程度納得した表情で話した一方で、「攻撃に関しては改善すべきところもある」とピシャリ。決定機をほとんど作れなかった攻撃の形を構築していく作業は、3日から始まる宮崎キャンプでの課題となる。(小田 尚史)

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