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[長崎vs鹿島]守備の整備を進める鹿島が長崎を零封/JリーグDAZNニューイヤーカップ

2017/2/3 6:00


流れをつかんだときに決め切ったほうが勝者に

 タイ遠征での2試合は、いずれも相手に先制を許した鹿島だったが、この日は違った。チーム全体で始動してから2週間が経過していたこともあり、自慢の守備が機能する。序盤から、トランジションを早くし、ボールを失ってもすぐに奪い返すことで相手を押し込むと、15分に先制点。ハーフウェーライン付近でボールを奪った町田が持ち込み、折り返しを鈴木が蹴り込んだ。
 前半は長崎にとって厳しい時間が続いたが、押し込まれた時間をしっかり守り、追加点を許さずに耐えると、次第に流れをつかむ。鹿島の前からのプレスが弱まったこともあり、ファンマを起点に鹿島陣内に攻め込めるようになった。後半になると、鹿島のスライドよりも速いパス回しで逆サイドに展開する形を作り、ゴール前にクロスを入れる場面を増やしていった。
 しかし、永木の負傷で36分から急遽ピッチに入っていたレオ・シルバが試合に馴染んでくると、再び流れは鹿島へ。高い位置でボールを奪い返せるようになる。
 64分、三竿健のボール奪取からチャンスを作ると、左サイドから走り込んだ金崎がフリーの絶好機を迎えた。しかし、逆サイドに流し込んだシュートはGK増田がセーブ。66分に再び高い位置でボールを奪い返すと、赤崎からシルバにパスがつながり、右サイドから走り込んだ金崎が今度は落ち着いて流し込む。鹿島は流れをつかんだ時間帯にしっかり追加点を奪った。
 攻撃面ではパスの意図が合わず、ミスからボールを失ってしまうこともあった鹿島だが、まだ3試合目の調整段階。タイでは失点が多かっただけに、守備面の整備が感じられる完封勝利となった。(田中 滋)

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