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[鹿児島vs熊本]ポジション変更が奏功。三浦ユナイテッド初勝利/JリーグDAZNニューイヤーカップ

2017/2/10 6:00


鹿児島の速いアプローチはJ2熊本相手にも通用

 ニューイヤーカップ鹿児島ラウンドの2日目、第1試合では鹿児島と熊本が対戦。3日前の試合から鹿児島は2人、熊本は3人を入れ替えて臨んだ。
 熊本は2トップに入った巻と林が前線からプレッシャーを掛けていくが、鹿児島は最終ラインの吉井、田中秀人からシンプルに両サイドへ長いボールを配球。熊本が目論む連動したプレッシャーを回避して、高い位置で起点を作ろうと試みる。それでもトップの藤本に収まる場面はなかなか作れず、フィニッシュまでは持ち込めない。
 一方、熊本は自陣からボールをつないで攻めに入るが、鹿児島の速いアプローチにテンポが上がらず、イージーなボールロストも頻発。19分には巻、嶋田とつないで村上がミドルシュートを狙うが枠を捉えず。前半のシュートは鹿児島が1本、熊本も2本と、お互いに良い形を作れないまま前半を折り返した。
 熊本は「前の二人で収めどころを作って、サイドからしかけられれば」(清川監督)と、後半の頭から2トップを田中達也と平繁に交代し、林を本来のポジションである左サイドへ。これで前半に比べゴールへ向かう勢いを増すと、55分、齋藤の折り返しに平繁が詰める決定機。しかし、GK山岡が抑えた鹿児島は直後の56分、右からのクロスを中原が頭で決め先制する。
 熊本はその後、GK以外のベンチメンバーを順に投入していくが、攻撃のクオリティーは劇的には変わらず。リードを許したことでメンタル的な焦りも少し出たのか、相手を動かすことを意図したボールの動かし方ができず、無理にクサビを打ち込んでひっかける場面も。
 追加点こそ奪えなかったものの、しっかりリスクマネジメントをしながらカウンターでチャンスをうかがった鹿児島が逃げ切る格好で、今大会での初勝利を挙げた。(井芹 貴志)

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