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[C大阪vs横浜FC]見えてきたC大阪の現在地/Jジャーナル

2017/2/10 6:00


Photo:Kazuhisa Akutagawa
守備は安定。清武初出場の攻撃はまだ発展途上

 C大阪にとって、宮崎キャンプでのテーマは、一次キャンプのタイで磨いた守備の精度をさらに高めること、そして、攻撃の形や質を向上させることの二つ。その点で、今季初のJクラブ相手の練習試合となった8日の横浜FC戦は、チームの現在地が浮かび上がる一戦となった。
 互いに主力が出場した3・4本目はスコアレスドローに終わったが、“初陣”となった1月28日のバンコク・グラス戦と同様、一定の成果を見せたのは守備。山下とマテイ・ヨニッチの新CBコンビが高さと強さを発揮して相手の攻撃を何度も跳ね返せば、前から連動して追い込みをかけて、最後にボランチやCBが狙いを定めてボールを奪うシーンもあった。攻から守への切り替えで前から奪いにいく積極的な守備も披露するなど、始動以降、ユン・ジョンファン新監督がこだわっている守備時のポジショニングや球際に激しく行く姿勢は示した。
 一方で、無得点に終わった攻撃は発展途上。セビージャから加入後、初の実戦となった清武を中心にテンポの良い連係でゴールに迫る場面も作ったが、チャンスの数自体は少なめ。140分には丸岡が、175分には杉本がそれぞれ決定機を外すなど、決め切る課題も残った。開幕へ向け、組織立った守備の構築に磨きをかけていきつつ、攻撃の精度をさらに高めていく作業も求められる。
 3・4本目に先立って行われた1・2本目は、出色の出来を見せた秋山が2本目の開始早々に右足を負傷し、交代を余儀なくされるアクシデントもあったが、60分にソウザが直接FKを決めて先制すると、その後、一度は追い付かれるも、試合終了間際にCKの流れから茂庭がPKを獲得。これをソウザが落ち着いて決め、C大阪が2-1で勝利した。(小田 尚史)

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