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[熊本vs北九州]今季J3で戦う北九州がJ2の熊本を終始圧倒/JリーグDAZN ニューイヤーカップ

2017/2/14 6:00


北九州が相手のスキを逃さず3ゴールで3位に

 お互いに1分1敗で迎えた第3戦、結果次第では2位で大会を終えることができるが、敗れれば鹿児島ラウンド最下位が決まってしまう状況。雪がチラつく中、ともに[4-4-2]の布陣でのキックオフとなった。
 立ち上がり3分、新加入の上里からのスルーパスに抜け出した平繁がCKに持ち込むなど、鹿児島との試合で背後への意識を表現できなかった熊本が序盤からボールを握る。しかし、サイドからゴール前に入れるラストパスは精度が低く、北九州のブロックを崩すための仕掛けや工夫は見られず。前半に記録されたシュートは、34分に片山が左から持ち込んで狙った1本のみ。一方、北九州も平井と池元の2トップを生かして積極的に攻めていったが、得点には結べない。それでも40分、右からのクロスを受けた平井が押し込んで先制。熊本の守備対応がややルーズになった時間を逃さず、きっちり得点に結び付けた。
 リードを許した熊本は後半、ボランチを村上から上村に交代し反撃を試みる。しかし48分、今大会初先発となったGK野村が自陣でのつなぎを判断ミスから奪われ、茂に決められて北九州に追加点を許す。
 2点差とされた熊本はようやく攻撃のテンポが上がりはじめ、岡本、林、交代出場の八久保らが絡んでチャンスを量産するが、いずれもゴールを割れない。逆に北九州は終了間際の86分、熊本から期限付き移籍となっている鈴木が右CKにフリーで飛び込み、頭で合わせて3点目。シュート数でも熊本の5本に対して11本と倍以上を放つなど、終始圧倒した。今季は熊本がJ2、北九州がJ3を戦うが、昨季までのリーグ戦の相性がそのまま出た格好だ。
 今大会最多得点、そして初の無失点で勝った北九州が1勝1分1敗の勝ち点4で3位、熊本は1分2敗の勝ち点1で最下位に終わった。(井芹 貴志)

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