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[仙台vs甲府]甲府はオプションの2トップにメド。ベースの布陣には課題が残る/Jジャーナル

2017/2/14 6:00


Photo:Seiro Itagaki

 二次キャンプの練習試合で2連敗中(徳島戦・0●2/45分×3本、FC今治戦・1●3/[45+25分]×2本)の甲府はキャンプ最後の練習試合・仙台戦(45分×4本)でオプションとしての2トップを試行。昨季まで仙台でプレーしたウイルソンと前線からの守備力も評価される河本のコンビでスタートし、3枚の中盤には新戦力の小椋と兵働が入った。最終ラインは、今季も主将を務める山本がインフルエンザで離脱中のため、新井がCB、左のストッパーに新里が入った以外は昨季の主力が並んだ。ブラジル人抜きの[3-4-2-1]の仙台とのマッチアップの相性もあるが1本目は決定機を作られることなく完封。橋爪、松橋の両ウイングバックはサイドのスペースに積極的に出ていき起点を作らせなかった。2本目は不運なリフレクションから失点したが、90分を通じて守備力の安定感は発揮できていて、オプションには一定のメドが立った。
 攻撃面ではウイルソンの近くで河本がプレーすることで孤立は防いだが、決定機につなげる部分ではミスが目立ちコンビネーションに課題を残した。それでも、ミドル、ロングパスをウイルソンにとおせばスピードとキープ力を生かしてシュートまで持ち込んでおり、コンディションが向上していることを証明。オフにひざの内視鏡手術を行ったドゥドゥが出遅れる中、「前半は良かったし、やりやすさもあった。もっと動けるようになる」と話す彼のパフォーマンス向上は心強い。
 ただ、2本目終盤にベースとなる[3-4-2-1]に戻したときに「(チームとして)少し混乱した」(吉田監督)点は修正ポイントの一つ。1トップのベースあっての2トップなだけに、ベースで自信を構築することが重要になる。(松尾 潤)

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