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[仙台vs甲府]仙台の新システム。修正しながら確実に前へ/Jジャーナル

2017/2/14 6:00


Photo:Kazuhisa Akutagawa
 仙台は今季から、[3-4-2-1]の新システムを採用している。1月31日の大分戦、2月4日の大宮戦と練習試合を重ね、課題を認識し、修正を図るプロセスを繰り返し、戦術を浸透させている。10日には、甲府と45分×4本の練習試合を行った。特に最初の90分は、仙台に確かな前進が見られた内容となった。
 5バック気味の甲府をいかに崩すかが、攻撃面では問われることとなった。1本目では「後ろと前で距離が遠かったり縦パスもとおらなかったりした」(奥埜)ことが響き、ボールを持てる時間帯でもなかなかシュートに持ち込めず。そこで2本目を前に位置取りなどを話し合って修正した結果、長短のパスを効果的につなぎ、甲府を揺さぶることができるようになった。「大きな展開になったときに、自分が細かいパス交換や仕掛けを入れられるようになった」という中野が59分に切れ込んで石原につなぎ、最後は奥埜が押し込んで先制した。
 守備では、大宮戦の反省として、攻めているときの背後の守備を90分間徹底。石川直が負傷で退いたが、代わって入った増嶋もスムーズに試合の流れに乗った。甲府の攻撃陣が未整備だったこともあるが、ウイルソンの個人技でチャンスを作られたほかは危なげなく守って無失点。3、4本目のメンバーも1-0で無失点勝利を収め、収穫の多い試合となった。「結果は良かったが、攻撃の精度などもっと高めていきたい」(大岩)と課題も認識しつつ、仙台はさらに新システムの組織力を高めていく。(板垣 晴朗)

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