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[鳥栖vs水原]本番に向けたテストマッチは鳥栖に軍配/国際親善試合

2017/2/20 6:31


鳥栖はピッチ上での対応力に一定の収穫
 両チームともに、シーズン最初の公式戦を見据えたテストの意味合いが色濃かった。鳥栖は1週間後に控えるJ1の開幕戦、水原三星は中3日で迎える川崎FとのACL初戦に向け、ともに現状のベストメンバーと言える布陣で臨んだ。「ピッチ上での対応能力を見たい」と、マッシモ・フィッカデンティ監督は選手たちにあえて水原三星の情報を多くは与えなかった。結果、鳥栖は相手を探るような入りとなり、試合の序盤は水原三星がペースを握る。その水原三星は[3-4-2-1]の布陣ながら、守備では両ウイングバックが引いて5バックを形成。ボールを奪うとジョナサンのポストプレー、サントスのモビリティーを生かしたカウンターで鳥栖のゴールを脅かしていった。しかし、鳥栖がこの時間帯をしのぐと、21分に福田のクロスをエリア内で受けた豊田がこれを沈め、先制に成功する。先制を許した水原三星も42分にキム・ミヌが中盤でボールを奪うと、そのまま前線にパスを供給。これを受けたジョナサンがGK権田との1対1を制し、同点として前半を折り返す。
 後半早々、鳥栖は鎌田の得点でリードを奪うと、60分に水原三星は11人全員を一気に交代。「メインの目的はACLの川崎F戦であり、そのためのテストの試合」(ソ・ジョンウォン監督)との言葉どおり、次を見据えた措置となった。鳥栖もその後、次々と選手を投入。テストの色合いがより濃くなる中、スコアは動かず、鳥栖が開幕前最後の実戦を勝利で締めくくった。
 失点の仕方はいただけなかったが、フィッカデンティ監督が狙いとしていたピッチ上の対応能力では一定の収穫を得た鳥栖。水原三星もACL初戦・川崎F戦に向け、恰好のコンディション調整の場となった。(杉山 文宣)

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