ともに多くの選手がシーズン前に入れ替わり、同じ[3-4-2-1]のシステムで激突した試合は、長崎が昨季、アウェイで0-3で敗れた群馬相手に4-0で文句なしの大勝を飾った。
試合は岡田の速さと高井の突破を軸に速攻をかけた群馬の攻勢でスタートしたが、鋭さはあってもシュートまで持っていくことができず。逆に29分に島田の直接FKで長崎に先制されてしまう。この1点で落ち着きを得た長崎は群馬のハイプレスに苦戦しながらも前半終了間際に島田のクロスからファンマがゴール前で競り合い、そのまま押し込んで2-0。
決して試合の主導権を握っているわけではないが、決めるべきシーンを確実に決める長崎は、後半に入っても攻撃の手を緩めず、49分にゴール前で舩津のキックをカットした乾が古巣相手に冷静にシュートを決めて3-0。さらに71分、吉岡の激しいプレスから奪ったボールを澤田が流し込み4-0。群馬は50分に途中出場した岡庭を中心に「最後の15分から20分は自分たちの形が出せた」(森下監督)ものの、GK増田がことごとくシュートをストップ。
最後まで群馬の攻撃を余裕をもって受け止めた長崎が、無失点で勝利し、第1節の首位に躍り出た。(藤原 裕久)