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J1リーグ 第3節
3/10(金) 19:00 @ U等々力

川崎F
2
2 前半 0
0 後半 1
試合終了
1

Report マッチレポート

川崎Fが見せた“これまでとは違う”理想形

2017/3/13 6:19

川崎Fに備わり始めた、守備の強度とセットプレー
 試合の終わりを告げるホイッスルが鳴ると同時に、中村憲剛は天高く両手の拳を突き上げた。金曜日開催のナイトゲーム。等々力陸上競技場に集まった18,608人の観客の前で、勝利の凱歌をあげたのはホームチームだった。
 前半は川崎Fの強さを証明する45分となった。「今日はボールを握ることよりも、守備がうまくいっていた」と大島僚太が振り返ったように、前線からのプレスが機能。最前線に入った阿部がスイッチ役を担うことで、連動したプレッシングを実現させた。加えて、ボールを持つ時間も増加。自分たちから能動的に攻撃を繰り出していく。
 だが、ゴール前の精度を欠いたことでなかなか得点が生まれない。21分には柏の武富にあわやゴールという場面を作られると、徐々に相手の反撃を許す場面が増えてしまう。このまま前半はスコアレスか。そんな雰囲気が流れ始めたときだった。
 均衡を破ったのは「形になりつつある」(中村憲剛)というセットプレーから。42分、ニアサイドに入った谷口がヘディングを流し込んで川崎Fに待望の先制点がもたらされる。さらにこの日の川崎Fはこれで終わらず、その4分後に高い位置で阿部がボールを奪うと、最後は中村憲剛が決め切ってリードは2点に。前半を最高の形で締めくくった。
 後半は一転して柏の猛攻を浴びる。下平監督に活を入れられたチームが前への圧力を強めたことで、自陣に追いやられる場面が多発。60分にはCKから失点し、我慢の展開を余儀なくされてしまう。
 それでも川崎Fは最後まで崩れなかった。70分には柏の中山が退場。数的優位を生かしてゲームをコントロールすると、1点差で逃げ切った。「押し込まれる時間があったことは残念」と鬼木監督が振り返るように、後半に関しては課題もある。それでもこの一戦は、勝ち切れたことに何よりも価値があった。(林 遼平)

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