ホーム開幕戦を迎えた新潟。待ちかねた31,014人のサポーターを前に、今季初勝利を届けようと臨んだが、白星をつかんだのはアウェイの清水だった。
立ち上がりは新潟ペース。高い位置からプレッシャーを掛け、ボールを奪っては前線のホニを走らせる速い攻撃でゴールに迫る。これに対し、清水も粘り強い守備から徐々にボールを握る時間を増やすが、新潟も[4-4-2]のブロックでスキを与えず、「我慢比べ」(三浦監督)の様相で0-0のまま前半を終える。
後半、攻勢を強めた新潟は48分に小泉、50分に原が立て続けにシュート。56分にも小泉、61分には加藤がロングシュートで狙うが、枠を捉えられず。徐々に陣形が間延びし、セカンドボールを清水に奪われるようになる。すると試合が動いたのは76分。右サイド、フリーでパスを受けた枝村のクロスにチョン・テセが頭で合わせて清水が先制。後半ロスタイムにもカウンターから追加点を奪い、今季初の連勝とした。2戦連続弾の主将、チョン・テセは「前半から守備を頑張っていた。一生懸命やれば自分にお返しが来る」と喜んだ。
新潟は3戦未勝利。一瞬のスキを突かれた失点に、大野は「ちょっとしたマークのズレや意識のところを改善したい」と課題を見据え、次節へ向かう。(野本 桂子)