大木新監督の色が出て2引き分けの岐阜がホームに1分1敗の松本を迎えた試合は、ホームチームが序盤から困難を強いられる戦いとなった。
試合開始からプレスを掛ける松本に対し、岐阜はボールを保持するものの前線にパスを供給できず、攻撃のスピードが上がらない。特に印象的だったのは松本の2シャドーの動き。時に[3-4-3]のように大きく開き、相手両SBにプレスを掛けることで、庄司がパスコースに困るシーンが多々見受けられた。
12分からはユニフォームの色が似ているという理由で対応を協議したため、試合が3分間中断。再開直後に松本は岐阜陣内で得たFKをパウリーニョが中央へ流すと、岩間がゴール前にフィード。ペナルティーエリア脇へと送られたボールを後藤が頭で折り返し、最後は飯田が体を投げ出しながら左足で合わせ、松本が先制に成功した。
岐阜にとってこの失点は痛過ぎた。その後、松本にゆっくりと試合を進められハーフタイムを迎える。後半から白いユニフォームに着替えた岐阜は、大木監督から「シュートを打とう」という指示もあり、ミドルシュートが増えた。しかし、いずれも決定機を迎えるまでには至らず。さらに大木監督は60分に山田、71分に阿部、84分に難波を投入するが、反町監督も安川や武井を投入して対応。同点ゴールは生まれないまま終了の笛が鳴った。(岩波 陽平)