■ヴィッセル神戸
ネルシーニョ監督
予想通り堅いゲームになった
「今日のゲームは予想通りの堅いゲームになりました。今年のジュビロは質も経験もあるチームで、守備は非常にコンパクトにしてきますし、速いカウンターもあります。前半はうちがボールを持って回す時間が多かったわけですけど、相手はうちのミス、あるいはボールを奪ってからのカウンターを狙うわけですが、われわれも十分そこを分かってプレーしていましたので、悪い取られ方というのは前半少なかったと思います。前への仕掛け、きっかけになるパスが少なかったと思います。後ろで回し過ぎたかなと前半を見て思っていましたので、ハーフタイムに4選手に伝えました。後半の良い時間帯に得点が取れて、前半にはなかったようなスペースができてきたので、攻め手が増えたと思います。ただ、相手も力のある選手がおり、最後まで分からないゲームでしたが、選手たちは私から見ても、確信を持ってしっかりと戦っていたと思います。私の見方では、攻撃も成長していると見ています。前半は固く守られている中でもチャンスを作り続けましたし、同時に守備もリスクマネジメントを含めて落ち着いた対応をしていた。不利な状況になったときも選手たちは的確な対応ができていると思います」
FW 19 渡邉 千真
相手は自分たちを警戒していた
「相手が自分たちを警戒して、前半はブロックをしっかり作ってきた。ボールを握る時間帯が多かったですけど、中を固められた。後半は(大森)晃太郎が早い時間帯に決めてくれたのは大きかったですし、前の選手がゴールを取ればもっと良い状態になっていくと思う。継続してやっていきたい」
■ジュビロ磐田
名波 浩監督
前半は自陣に閉じ込められるサッカーになってしまった
「前半は非常に自陣に閉じ込められるサッカーになってしまって、選手たちの判断だったと思うんですけど、なかなかアクションを起こしてボールを奪いに行けない。縦ずれ、横スライドとキャンプ前から、もしくは昨季から言っていることができなくて、後ろ5、6枚に対して1、2枚しかいないとか、そんなシーンもあったんじゃないかと。そこで途中からちょっとずつズレていくと、特にサイド、太田(吉彰)、アダイウトン、小川(大貴)、宮崎(智彦)のところで縦ずれが出てきて、相手のミスを誘うようなことになってきて、やっと試合らしくなってきたのかなと。その中、後半のやられてはいけない時間帯で失点をしてしまったんですけど、そこからはアクションも早かったですし、後ろの人間もリスクを冒しながら、自分のスペースを捨てながら出ていく作業も良かったんじゃないかと思う。(中村)俊輔中心にボールは回っていましたけど、周りのサポートの意識、ゴールに飛び出してボックスの中で何かしてやろうという意識が多少生まれて、何回かチャンスがあったんじゃないかなと。問題は4試合中、3試合で完封されていて、点が取れていないところ。あとは起点が作れないと2列目のスピード、チーム全体の前への推進力が生まれないと思うので、今日は前線の深みのあるところで起点ができなかったと思います」
MF 10 中村 俊輔
FKは確率的に難しかった
「おのおのの力も必要だと思う。クロスもそうだし、決める力もそう。前の奴を抜くか抜けないかでもだいぶ違う。個人で抜けなかったら、2人か3人か。FKは2本とも確率的には難しかった。1本目は遠いし、2本目は角度があった。両方とも、川又(堅碁)は見ていたんですけど。一番奥の選手があまりヘディングが強くなかったので、フリックで出そうかと2本とも思った。壁に当ててしまったけど、この感覚を次に生かせれば」