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J2リーグ 第5節
3/25(土) 15:00 @ 味スタ

東京V
1
0 前半 0
1 後半 0
試合終了
0
岐阜

Column 試合後コラム

目標は今野泰幸。存在感を増す中盤の要人

2017/3/29 10:00

 彼の特長が存分に生きた後半の45分だった。的確な読みと鋭い寄せで、岐阜のパスワークを遮断するインターセプトやボール奪取を何度も披露。味方の攻撃につなげていった。「全体として前から(プレスに)行く狙いが統一されたので、ある程度読みを利かせてボールを取るという自分の武器が出せた」(内田)。自らも3列目からペナルティーエリア内まで進出するなど、攻撃面でも躍動。“完全に寝ていた”前半の東京Vとは見違える姿を披露した後半で、背番号17がひときわ輝いた。
 内田は開幕戦から5試合連続フル出場。守備が劇的に改善した今季、4試合連続完封勝利を支える中盤の要人として、2位に浮上したチームを引っ張る姿は頼もしい。クラブでは初めてG大阪以外のユニフォームに袖を通したわけだが、もうすでに板に付いてきている気さえする。前線に指示を飛ばし、バランスを取りながら、井上という若い相棒を横から引っ張っている。
「目標の選手は?」と聞かれれば、内田はかねてより今野泰幸の名を挙げていた。G大阪で普段から見ていたからそのすごさは身をもって感じている。ボール奪取能力、攻撃時のセンス、そしていきなり復帰した日本代表でも示した秀でた得点能力…。守備に軸足を置きながらも、攻撃でも結果を残せる“先輩”のようなプレーを「全部真似したい」という。
 獅子奮迅の岐阜戦後半のパフォーマンスと、アシストが付いた決勝点の場面。それらを指して「『守備だけでなく、目に見える結果を残したい』と言っていたとおりの活躍となったが?」と記者に振られると、「いやいや、だいぶ(アラン・ピニェイロは)ドリブルしていたし…」と笑いを誘いつつ、首を横に振った。そして、そのあとこう口にした。「コンちゃん(今野)とはまだまだレベルが違う。物足りない。そこまで近付けるようにしたい」。
 G大阪の下部組織には年代別代表の中心選手としても活躍したが、大きなひざの負傷もあってトップチームではくすぶっていた。すでに年齢は25歳。緑のユニフォームを着てまた表舞台に戻ってきた男は、試合経験を積み上げ存在感を高めている。偉大な先輩の背中を追いながら、プレーヤーとしてのスケールアップを期している。(田中 直希)

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