C大阪が「すべてが狙いどおり」と指揮官も胸を張る完勝
前半、試合の主導権を握ったのはホームのC大阪。ボール支配率で上回り、相手を押し込むと、37分には関口がドリブル突破からチャンスメーク。サイドを抜け出し、中に送ると、杉本のスルーを挟んで山村が決定機を迎えた。守備でも、横浜FM最大の武器である齋藤を松田がしっかり監視し、マルティノスに対しても丸橋が激しく体をぶつけてマーク。横浜FMに攻撃の形を作らせずに前半を終えた。ただし、後半立ち上がりは劣勢の時間帯も。49分には、CKからミロシュ・デゲネクに際どいコースへシュートを打たれたが、ここはGKキム・ジンヒョンが防いだ。すると、「相手が前がかりになったところで、良い時間帯にセットプレーから点が取れた」(松田)とC大阪に先制点が生まれる。59分、丸橋が蹴ったFKはマテイ・ヨニッチのマークに付いていた中澤にはね返されるも、そのこぼれ球をファーサイドで待っていた木本がダイレクトでボレーシュート。これが見事に決まった。
追いかける展開となったエリク・モンバエルツ監督は、66分に早くも3枚目の交代カードを切る。「リスクを取って」(モンバエルツ監督)2トップ、2シャドーの[3-5-2]に布陣変更するも、左ウイングバックに入った齋藤の裏に生まれたスペースをユン・ジョンファン監督は見逃さない。関口に代えて右サイドに丸岡を投入すると75分、山口の縦パスに飛び出した丸岡が喜田のファウルを誘ってPKを獲得。これを柿谷が落ち着いて決め、C大阪がリードを広げた。
前節・鳥栖戦に続き、試合終盤は山村がディフェンスラインに下がり5バックを形成。公式戦3試合連続となるクリーンシートを達成したC大阪が、「試合運び、スコア、すべてが狙いどおり」とユン・ジョンファン監督も胸を張る完勝を収めた。(小田 尚史)