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J1リーグ 第5節
4/1(土) 19:00 @ NACK

大宮
0
0 前半 0
0 後半 1
試合終了
1
鹿島

Column 試合後コラム

指揮官が「価値ある勝ち点3」と評した理由

2017/4/3 16:25

 試合前々日には紅白戦が行われるが、そこで主力組は1-3と「ちんちんにされた」(昌子)。石井監督も「あまりにも悪過ぎた」と振り返る内容。大宮戦はその反省を受けて臨んだ試合だった。
 そして、1点しか奪えなくとも最後まで集中力を切らさなかった戦いに、監督は「価値ある勝ち点3になった」と結論付けた。
 試合に先駆け監督は「シンプルに」と呼びかけていた。紅白戦ではミスを取り返そうとしてミスを繰り返す負の連鎖。「自分で何かを変えてやろうという気持ちが多過ぎた」と分析し、味方を信頼してプレーすることを意識させた。
 その成果が前半から出る。安全第一で後ろから蹴ってしまうのではなく「つないで攻めようという意識がいつもより良かった」(鈴木満常務)という入りができた。フィニッシュ精度は欠いたものの、ペドロ・ジュニオールのプレーに迫力が増し、いつもと違う戦いができていた。
 空回りが目立ったレオ・シルバも良かった。これまではCBから「前に残ってくれ」と強く言われることで守備にブレーキをかけ、攻撃ではシンプルさを欠いていた。しかし、石井監督から「プレーに制限はかけないから持っているものをどんどん出してくれ」と言われ発奮。この日は攻守にアグレッシブに絡む姿が戻っていた。「紅白戦では僕とナオ(植田)はまったく我慢ができなくて3点くらいブチ込まれた」(昌子)という守備陣も、得点が奪えない展開が続いてもじっくり構える。先に焦れたのは相手のほうだった。
 試合のテンポが相手のカウンターのリズムに合っていると、ベンチの中村から「ちょっとテンポが速い」と声がかかるなど、チーム全体で戦い抜いた。完璧な試合にはほど遠いが、さまざまな改善が見られた「価値ある勝ち点3」だった。(田中 滋)

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