反省の内容も、玉田の先制FKと杉本の決勝点で4連勝
前節5ゴールを挙げ勢いに乗る名古屋は、ホームで讃岐に2-1で勝利し4連勝。首位に立った。「内容は褒められたものではなかったけど、こういう試合を勝ち切ることが大事」と玉田が話したように決して内容は良くなかった。
前半の主導権を握ったのは讃岐。31分、高木のCKをエブソンが頭で合わせたシュートは枠内に飛ぶが、今季初出場の田口がラインギリギリでなんとかクリア。直後の32分には西にゴールネットを揺らされたが、判定はオフサイド。前半のシュート数は讃岐の10本に対し、名古屋はわずか1本だった。「長いボールはいらない」(風間監督)と修正した名古屋。後半頭から出場した杉本がチームにアクセントを加える。57分にその杉本が相手陣内で倒されFKを獲得すると、直接狙った玉田のシュートはGKの手をはじきゴール右スミに決まった。後半リズムを取り戻した名古屋が先制する。
しかし69分、名古屋はハーフウェーライン付近でボールを奪われると、讃岐のカウンターを食らう。渡邉の折り返しに西が飛び込み、粘る讃岐が同点に追い付いた。
一進一退の白熱した攻防となった終了間際、名古屋に決勝点が生まれる。88分、左サイドでパスを受けた杉本が、ドリブルでペナルティーエリアに侵入。DFをかわして思い切り右足を振り抜くと、ボールはゴール右上に突き刺さった。「みんなで戦った結果生まれたゴール」と杉本。チームのムードメーカーが貴重な決勝ゴールを挙げた。
風間監督は「前半と後半でいつもどおり変わってしまった」と反省点を口にしたが、名古屋はオリジナル10の意地を見せ付け、連勝を『4』に伸ばした。(斎藤 孝一)