岐阜が雨の降る長良川に水戸を迎えた一戦。前節、岐阜は今季初勝利でJ2通算100勝に王手をかけた格好。一方の水戸は、19歳のFW前田が台頭。今節2試合ぶりの勝利を狙う戦いとなった。
試合序盤、雨の影響でパスが回らない岐阜はなかなか攻撃できず、水戸のロングボールに手を焼く中で我慢の前半を過ごしていった。試合後に主将の庄司は「前半をチームで我慢して無失点に抑えたことが大きかった」と語ったが、雨足の弱まった後半、それまでの我慢が実を結ぶ。
60分、敵陣右からシシーニョがゴール前にクロス。これに古橋が頭で合わせてうれしいプロ初ゴールで先制すると、67分には難波、シシーニョとつなぎボールはペナルティーエリア右手前の永島へ。永島はDFをかわしながらエリア内に侵入し、抑えたシュートで追加点。岐阜が瞬く間にリードを2点とした。
これで勝負は決したかと思われたが、水戸も反撃に出る。71分、FKの場面で橋本がシュート性の低いボールを蹴り込むと、岐阜DFに当たってオウンゴール。1-2と水戸が追いすがる。
しかし、今節の岐阜は落ち着いていた。水戸の西ケ谷監督は73分に二枚代えで勝負に出るが、岐阜の大木監督は83分にDF阿部、90分にFW山田を投入し試合をコントロール。そのまま岐阜が逃げ切り今季ホーム初勝利、そしてJ2通算100勝を達成した。(岩波 陽平)