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J1リーグ 第7節
4/16(日) 19:00 @ ユアスタ

仙台
1
0 前半 3
1 後半 1
試合終了
4
鹿島

Report マッチレポート

ピッチで表現したのは世界に見せた鹿島の姿

2017/4/19 10:00

鹿島が貫禄の勝利で2位浮上。先発の11人で試合が決まる

 フットボールは交代選手も含めてベンチ入りメンバー全員で戦うものだが、この試合についていえば、両チームの先発メンバー11人で試合が決まってしまった。アウェイチームの鹿島が、的確な試合運びと戦術遂行能力の差を見せ付け、勝利した。
 この日の双方の先発は、明確な“セット”だった。仙台は、12日のルヴァンカップ第2節・磐田戦(2○0)の先発メンバーを「勢いを買って」(渡邉監督)鹿島相手にぶつけた。一方の鹿島は、仙台の組み立てを押さえる上で「コミュニケーションが大切で、マークの受け渡し、ポジショニングが重要になる」(石井監督)と、今季加入の選手をベンチに置き、昨季までの11人で先発メンバーを構成した。
 この“セット”の力の差は至るところで現れたが、特に顕著だったのが、それぞれ1失点目を喫してからの対応である。
 たとえば、25分に鹿島が先制したあとの時間帯。仙台は10分に佐々木がヘディングシュートを放つなど、押されながらも決定機は作っていたが、この失点後に秩序が失われた。「下がってしまい、プレッシャーの掛けどころを作れなくなってしまった」と佐々木は反省したが、これは彼だけでなく11人全員の問題だ。鹿島はそのスキを逃さず、前半だけで3ゴールとたたみかけた。
 逆に、後半に修正した仙台は富田と永戸が入って前半とまったく別のチームのようになった。セカンドボールを拾って素早い押し上げで連続攻撃をかけ、50分のクリスランのゴール後も攻勢を続けていた。しかし鹿島は両ボランチを中心に、クロスを上げられそうな場面も最悪でもCKに逃れ、正面のシュートに対してもブロックする選手を残していた。
 流れが一気に変わっても、組織の要所は押さえ、逃げ切った鹿島。昨季の王者は、これで2位に浮上した。(板垣 晴朗)

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