先制点は長崎。24分、木村がPKを決めると、42分にも木村が岐阜DFのミスを突き、GKの頭上を越えるシュートで2-0とした。しかし、直後に岐阜もCKの流れから阿部がペナルティーエリア内で倒されPKを獲得。これを難波が決めて1点を返した。
点の取り合いは後半も続く。51分、長崎はカウンターから飯尾が決めて突き放すが、岐阜も64分に古橋がゴール左にシュートを流し込んで再び1点差に。86分には長崎の翁長が右からのクロスを頭で合わせて4点目を挙げるも、食い下がる岐阜は87分、今節がデビュー戦となるクリスチャンがネットを揺らして“三度目の1点差”に。そして後半ロスタイム、岐阜は福村のクロスを阿部がファーサイドから中央へ折り返す。最後はボールの落下点にいた田森が豪快なオーバーヘッドを決めて、試合は幕を閉じた。
両者痛み分けに終わった乱打戦だが、最後に内山翔太第4審判員の冷静なジャッジが光った試合と言える。岐阜が同点としたあと、長崎はキックオフから敵陣左深くにロングフィード。このボールを翁長が頭で落とし、島田が詰めてネットを揺らしたが、これは取り消し。キックオフ前に翁長が岐阜陣内へ侵入したことを内山審判が見逃さず、キックオフのやり直しとなった。試合後、長崎・高木監督が「ナイスジャッジ。初めて第4審判の意見が通ったのを見た」と感慨深げに語っていたのが印象的だった。(岩波 陽平)