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J2リーグ 第18節
6/11(日) 19:00 @ トラスタ

長崎
1
1 前半 0
0 後半 0
試合終了
0
熊本

Report マッチレポート

現在の流れを映し出した一戦。長崎は悪くても勝つ

2017/6/13 10:00

防戦一方となった後半も“全員守備”という意思統一で乗り切った長崎

 両チームの今季ここまでの戦いの流れを感じさせる結果となった。後半は熊本に多くの時間でボールを握られた長崎。「後半のような戦い方ではキツい」と幸野が言うように到底、満足のいくものではなかった。それでも、勝ったのがいまの長崎の流れであり、勝てなかったのが熊本の流れだった。
 前半はどちらにとってもまずまずの内容だった。熊本は前線からプレッシャーを掛けてのショートカウンター、長崎は背後を突く動きとそれぞれの狙いとする形が機能する場面も見られた。その中で20分過ぎからはやや熊本が押し込む時間帯に入ったが、そこで熊本はスキを見せてしまった。36分、スローインを発端とした長崎の攻撃に対してペナルティーエリア内で処理が曖昧になると幸野が供給したクロスを中村がシュートまで持ち込む。これはGK野村が止めるがこぼれ球を木村が押し込み、長崎が先制する。「シュートの前にクリアできるところがあった」と植田が悔やんだように熊本にとってはペースを握っていた時間帯での失点、やはり個々のアラートさに欠けてしまっていた。
 後半に入ると前線からのプレッシャーを強めた熊本に対し、長崎は前に蹴っても時間を作れずにほぼ防戦一方になる。しかし、「全員で守る意思統一はあった」(翁長)という長崎の人海戦術の守備の前に熊本は崩し切るだけの質を見せられない。圧倒的にボールを保持しながらも「(エリア内のシュートが)ちょっと少ないかな」と片山が言うように決定的なチャンスは作れないまま、スコアを動かせなかった。
 今季の長崎はここまでの戦いの中で「勝負強さは段々、ついてきている」(木村)。スキを突き、得点を奪い、苦しみながらも集中して守り切る。ここまでの積み上げも生かし、長崎は勝ち切った。(杉山 文宣)

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