14分に大本のゴールで幸先良く先制した岐阜だったが、序盤から試合の主導権を握っていたのは千葉だった。岐阜は前線からのプレスをはがされ徐々に自陣に釘付けにされると、24分にCKから乾に同点ゴールを献上。その後千葉の攻撃に耐え、前半ロスタイムに古橋が勝ち越し点を奪ったが、直後のキックオフから左サイドに簡単に展開されると、最後は指宿に豪快にネットを揺らされてしまった。
2度のリードをないがしろにした報いを受けたのか、岐阜は後半開始直後からの15分間で清武、キム・ボムヨン、アランダに立て続けに決められ、あっという間に3点のビハインド。4バックに変更し最終ラインを下げた千葉に助けられる形で、67分に古橋がこの日2点目となるゴールを決めたが、またもや直後の69分に途中出場のラリベイに決められスタジアムはため息に包まれる。78分、永島が試合を捨てずに今季5ゴール目を決めて再び2点差に詰め寄ったものの、反撃も実らず試合は4-6で終了した。
合計10得点が生まれたため打ち合いを演じたようにも見えるが、内容は千葉の完勝。岐阜は千葉の前線からのプレスと中盤の流れるようなパスワークによって、完全に試合を掌握され完敗を喫した。試合後「前を向いてやっていくことが大切」と語った岐阜・大木監督だが、次節の相手は首位・福岡。苦難の状況が続くことは必至だ。(岩波 陽平)