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J2リーグ 第22節
7/9(日) 19:00 @ トラスタ

長崎
2
1 前半 0
1 後半 0
試合終了
0
愛媛

Report マッチレポート

長崎、前半戦からの課題継続。それでも手にした勝ち点3

2017/7/12 10:00

勝者と敗者を分けたのはゴール前での質の差

 開始早々、ロングスローから長崎に生まれた先制点は両者にとって大きなものになった。「最初のロングスローの対応がほとんどすべてだった」と間瀬監督も認めるほどだ。悪くない対応ができていながらの失点は愛媛の足かせとなった。先制以降、ペースを握った長崎だったが、30分過ぎからは愛媛に決定機を作られ始める。前に圧力を掛ける愛媛に対し、長崎はうまくつないではがすことができない。シンプルに前に入れるボールも前線で収まらず、すぐに愛媛ボールとなり、また守備に追われるという悪循環に陥ってしまった。
 後半に入っても長崎の悪循環は改善されない。最悪の出来だったファンマを下げて畑を投入するが、個でキープするだけの力を見せられない。中に寄せられてサイドが空いたところを愛媛に突かれるが、愛媛も最後の精度が足りず。枠に飛んでもGK増田の好守を打ち破るだけの質を見せられない。
 時間の経過とともに長崎が守備への比重を高め始めると、それまでのようには愛媛もチャンスを作れなくなる。前がかりにならざるを得ない状況では後方のスペースがより広くなり、長崎のシンプルな攻めでも簡単に突けるような展開になって、長崎はゲームをイーブン以上に戻した。
 愛媛も深谷を前線に上げ、藤田を最終ラインに入れる形で執念を見せるが後半ロスタイムに増田のゴールキックが愛媛の最終ライン裏に流れると、澤田が対応する藤田を振り切り、勝負を決める2点目を奪う。愛媛にとっては策が裏目に出る形となってしまった。
 ゴールをこじ開ける力とこじ開けさせない力で勝ったのは長崎。シンプルにゴール前での質の差を見せ、長崎がJ1自動昇格圏との差を縮める連勝を達成した。(杉山 文宣)

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