最下位・群馬と2位・福岡の力の差がそのまま結果となって表れた。
群馬はボランチに入った岡庭が序盤からミスを連発。11分に自陣バイタルエリアでボールロストすると、それをジウシーニョに決められて先制点を献上する。しかし、あとがない群馬は53分に右CKから岡田が押し込んで同点に追いつく。
振り出しに戻ったゲームだったが、井原監督が62分に坂田、63分に石津を投入。間延びし始めた前線に二人の起爆剤を入れたことでチームが活性していく。そして63分、ロングスローをウェリトンが流すと、ファーサイドの石津が蹴り込んで、勝ち越しに成功。「ファーストタッチで相手を外せたので、決めるだけだった」(石津)。75分には、カウンター態勢に入った石津を、岡庭が背後から押し倒してこの日2度目の警告で退場。森下監督は高瀬を投入するが、システム、ポジションともに“行き当たりばったり感”が否めずにチームは失速。81分に、岩下が左CKからダメ押しゴールを決めて、ゲームは決まった。
井原監督が的確な選手交代で流れを引き寄せたのに対して、群馬は選手起用、選手交代ともにハマらず、クラブワースト記録タイの7連敗となった。(伊藤 寿学)