Match 試合速報

試合一覧

J2リーグ 第24節
7/23(日) 18:00 @ ベススタ

福岡
0
0 前半 0
0 後半 1
試合終了
1
徳島

Report マッチレポート

頂へ。ハートで手繰り寄せた“湘南への挑戦権”

2017/7/26 10:00

ひたむきさで上回った徳島が、上位直接対決を制す

 勝利を収めた徳島のアンカー岩尾の「どちらに転んでもおかしくない展開だった」とのコメント、シュート本数がともに6本で、決定機の数もほぼ互角というデータ的観点からしても、両チームのパフォーマンスに大差はなかったように思える。しかし、勝者と敗者が生まれる理由は必ずあるものだ。
 敗れた井原監督は「徳島の選手のひたむきさに負けた」と話した。「球際の頑張り、最後で体を張る、ぶつけるなどの細かなところを徹底していた」と続けた指揮官のコメントとダブるのが「中盤でスライディングしてでもボールを奪おうとしていたのはゲームをとおして相手のほうが多かった」という主将・三門の言葉だ。
 そうしたボールへの執着や細部でのこだわりと徹底があったからこそ、いつもよりもパワー不足であったとしても、ショートパスとドリブルのバランスが良い徳島らしい攻撃をしかけられる状況が整ったし、それが全体をとおして徳島がボールを握る時間が増えた理由となった。そして、66分に島屋が挙げた決勝ゴールは選手が固まった団子状態の中からボールが島屋の足元にこぼれ出て、それを島屋が豪快に蹴り込んだ形。状況からしてみれば、福岡にとっては“事故的な失点”と捉えることもできる。しかし、ボールへの執着心がボールの転がる行方を決めたということを否定できないのがサッカーでもある。
 確かに非科学的な理由ではある。だが、それによって出た結果は現実的だ。徳島は次節・湘南戦に向けて勢いがつく勝利を手にするとともに3位に浮上し、2位・福岡との勝ち点差を『3』に縮めてJ1自動昇格圏を視野に捉え、福岡は目の前にあった首位奪還の絶好機を逃した。(島田 徹)

関連カテゴリ

EG 番記者取材速報

League リーグ・大会