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J1リーグ 第19節
7/29(土) 19:00 @ パナスタ

G大阪
3
0 前半 0
3 後半 1
試合終了
1
C大阪

Column 試合後コラム

堅守と走力。土台を見つめ直して再出発を

2017/7/31 14:34

 最終的には2点差をつけられ、ホームのゴール裏を埋め尽くした青黒のサポーターに「俺たちが大阪さ」と高らかに歌われる悔しいダービーとなってしまったC大阪だが、その内実は、紙一重のゲームだった。
 互角の入りを見せた前半も、時間の経過とともに主導権を握ったのはC大阪であり、後半開始早々、GKキム・ジンヒョンのキックに山村が競り勝ち、抜け出した杉本がゴールを決めた。相手に決定的なチャンスを与えず、相手のスキを突いて奪った先制点。試合をしっかりとコントロールできていた。得点のあとにも、柿谷と丸橋で作って右へ展開、水沼のクロスに再び杉本がヘディングで合わせ、バーを叩く場面もあった。勝負の世界に“タラレバ”は禁物だが、もしこのシュートが枠に吸い込まれていれば、その後は“ユン・セレッソ”の必勝パターンである5バックに移行し、リーグ戦34回目の大阪ダービーはC大阪が完勝を収めていた可能性もある。
 それでも、敗戦には相応の理由がある。一つは、快勝した第22節・浦和戦でも散見された、パスの出し手への寄せの甘さ。唐突に喫した感が残る1失点目にしても、藤春に余裕を持ってクロスを上げさせた松田の過失は大きい。2失点目と3失点目は、マイボールを相手に渡してカウンターを受けた流れから喫している。そして、今節はひさびさに相手に走行距離で上回られた。「自分たちは相手に走り勝つというところで、ここまで築き上げてきた部分がある。そういうところがだんだんと僕も含めてチーム全体がぬるくなっている」と山口も反省の弁を残した。
 守備の引き締めと、走り負けない走力。リーグ戦の負けなしが9試合で止まったいま、“ユン・セレッソ”の土台をもう一度、見つめ直し、ホームで迎える次節の札幌戦から再出発を図りたい。(小田 尚史)

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