善戦むなしく、これでリーグ戦5試合勝利なし。ピッチ内の改善の兆しとは逆に、チーム状況は行き詰まりを見せている。
3バックをベースに、アンカー+二人のインサイドハーフと両ウイングバックで構成される中盤。そして攻守で幅広く動き回る2トップ。[3-1-4-2]という布陣に並んだ選手たちが見せるプレーは、非常にフィジカル重視のハードワークスタイルだ。「守備でもボールにしっかり行けていたし、ポゼッションもスムーズだった。サイドチェンジも増えている」。このシステムの肝であるアンカー、そこでタクトを託された髙萩は、チームの出来が上向きになっている手ごたえを語る。…